京田辺市議会 > 2016-02-22 >
02月22日-01号

  • "施政方針演説"(/)
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  1. 京田辺市議会 2016-02-22
    02月22日-01号


    取得元: 京田辺市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-26
    平成28年  3月 定例会(第1回)       平成28年第1回京田辺市議会定例会会議録              (第1号)会議年月日  平成28年2月22日会議の場所  京田辺市議会 議場開会散会日時及び宣告  開会(開議)  平成28年2月22日 午後1時30分  散会      平成28年2月22日 午後4時56分  宣告者     開会散会共 議長  松村博司出席、欠席議員及び欠員  出席      20名  欠席       0名  欠員       0名              凡例   ◯ 出席を示す                   ▲ 欠席を示す議席番号    氏名      出席等の別  1    南部登志子      ◯  2    西畑利彦       ◯  3    横山榮二       ◯  4    岡本亮一       ◯  5    河本隆志       ◯  6    上田 毅       ◯  7    岡本茂樹       ◯  8    鈴木康夫       ◯  9    次田典子       ◯ 10    増富理津子      ◯ 11    青木綱次郎      ◯ 12    奥村良太       ◯ 13    喜多和彦       ◯ 14    河田美穂       ◯ 15    櫻井立志       ◯ 16    小林喜代司      ◯ 17    米澤修司       ◯ 18    奥西伊佐男      ◯ 19    市田 博       ◯ 20    松村博司       ◯会議録署名議員  7番   岡本茂樹 11番   青木綱次郎職務のため議場に出席した者の職氏名  議会事務局長        村上陽一  議会事務局担当課長     安倉公彦  議会事務局議事係長     古谷隆之地方自治法第121条第1項により説明のため出席した者の職氏名  市長            石井明三  教育委員会委員長      奥西尚子  選挙管理委員会委員長    菊岡喜代治  公平委員会委員長      米田泰子  代表監査委員        稲川俊明  固定資産評価審査委員会委員長                和久英雄市長より説明のため委任され出席した者の職氏名  副市長           鞍掛 孝  企画政策部長        西川明裕  総務部長          柴田研一  市民部長          松尾憲雄  健康福祉部長        白井裕之  建設部長          里西正治  建設部技監         山本 克  経済環境部長        吉岡 均  危機管理監         村雲克久  上下水道部長        橋本孝司(併任)  安心まちづくり室長     吉田武司  総務部副部長        村田敬造  市民部副部長        木村好弘  健康福祉部副部長      西川幸子  建設部副部長        越後正実  経済環境部副部長      森田政利  上下水道部副部長      礒谷惠市(併任)  総務部総務室長       村田敬造(兼務)  市民部市民政策推進室長   木村好弘(兼務)  健康福祉部健康福祉政策推進室長                西川幸子(兼務)  建設部建設政策推進室長   越後正実(兼務)  経済環境部経済環境政策推進室長                森田政利(兼務)市長より説明のために嘱託され出席した者の職氏名  水道事業管理者職務代理者  橋本孝司  上下水道部長        橋本孝司  上下水道部副部長      礒谷惠市  上下水道部経営管理室長   礒谷惠市(兼務)  消防長           北川秀樹  消防次長          井辻正治教育委員会委員長より説明のため委任され出席した者の職氏名  教育長           山口恭一  教育部長          鈴木勝浩  教育指導監         平舘成典  教育部副部長        西川英弘  教育総務室長        西川英弘(兼務)選挙管理委員会委員長より説明のため委任され出席した者の職氏名  選挙管理委員会事務局長   村田敬造(併任)公平委員会委員長より説明のため委任され出席した者の職氏名  公平委員会事務局長     林 敢太農業委員会会長より説明のため委任され出席した者の職氏名  農業委員会会長職務代理者  喜多義治代表監査委員より説明のため委任され出席した者の職氏名  監査委員事務局長      林 敢太固定資産評価審査委員会委員長より説明のため委任され出席した者の職氏名  固定資産評価審査委員会                林 敢太  事務局長会議に付した事件  1 開会宣告  2 開議宣告  3 議事日程の報告  4 会議録署名議員の指名  5 会期の決定  6 諸般の報告  7 行政報告  8 平成28年度京田辺市施政方針演説  9 休憩 10 同意第1号 京田辺市教育委員会教育長の任命について 11 同意第2号 京田辺市監査委員の選任について 12 議案第1号 京田辺市行政不服審査法施行条例の制定について 13 議案第2号 行政不服審査法及び行政不服審査法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について 14 議案第4号 京田辺市職員の分限に関する条例及び京田辺市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について 15 議案第5号 京田辺市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について 16 議案第6号 京田辺市証人等の費用弁償に関する条例の一部改正について 17 議案第7号 京田辺市財産の交換、譲与及び無償貸付け等に関する条例の一部改正について 18 議案第15号 京田辺市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について 19 議案第16号 京田辺市火災予防条例の一部改正について 20 議案第8号 京田辺市留守家庭児童会の運営等に関する条例の一部改正について 21 議案第9号 京田辺市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の保育料等に関する条例の一部改正について 22 議案第10号 京田辺市介護保険法に基づく指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例及び京田辺市介護保険法に基づく指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について 23 議案第11号 京田辺市立老人福祉施設設置条例の一部改正について 24 議案第13号 京田辺市地域包括支援センターの運営及び職員に関する基準を定める条例の一部改正について 25 議案第3号 京田辺市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の制定について 26 議案第12号 京田辺市廃棄物の減量及び適正処理の促進等に関する条例の一部改正について 27 議案第14号 京田辺市都市公園条例の一部改正について 28 議案第17号 枚方京田辺環境施設組合の設立について 29 議案第18号 京田辺市道路線の認定について 30 議案第19号 平成27年度京田辺市一般会計補正予算(第4号) 31 議案第20号 平成27年度京田辺市松井財産区特別会計補正予算(第1号) 32 議案第21号 平成27年度京田辺市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 33 議案第22号 平成27年度京田辺市介護保険特別会計補正予算(第3号) 34 議案第23号 平成27年度京田辺市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 35 議案第24号 平成27年度京田辺市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号) 36 議案第25号 平成27年度京田辺市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) 37 議案第26号 平成27年度京田辺市水道事業会計補正予算(第1号) 38 議案第27号 平成28年度京田辺市一般会計予算 39 議案第28号 平成28年度京田辺市休日応急診療所特別会計予算 40 議案第29号 平成28年度京田辺市松井財産区特別会計予算 41 議案第30号 平成28年度京田辺市国民健康保険特別会計予算 42 議案第31号 平成28年度京田辺市介護保険特別会計予算 43 議案第32号 平成28年度京田辺市後期高齢者医療特別会計予算 44 議案第33号 平成28年度京田辺市公共下水道事業特別会計予算 45 議案第34号 平成28年度京田辺市農業集落排水事業特別会計予算 46 議案第35号 平成28年度京田辺市水道事業会計予算 47 閉会中の委員会調査結果報告について 48 委員会管外行政視察研修報告について 49 散会宣告会議経過別紙のとおり---------------------------------------                              <議事日程第1号>          平成28年第1回京田辺市議会定例会議事日程                          平成28年2月22日(月)                          午後1時30分開会(開議)◯議長挨拶◯開会宣告(会議規則第8条)◯開議宣告(会議規則第11条第1項)◯議事日程の報告(会議規則第20条)日程第1 会議録署名議員の指名(会議規則第88条)  番            番          日程第2 会期の決定(1)会 期    自  平成  年  月  日    至  平成  年  月  日      日間(2)審議の予定表月日(曜)会議の種別事項2月22日(月)本会議13:30~議案上程等23日(火)休会議案熟読24日(水)休会議案熟読25日(木)休会議案熟読26日(金)休会議案熟読27日(土)休会議案熟読28日(日)休会議案熟読29日(月)本会議10:00~代表質問3月1日(火)休会議案熟読2日(水)本会議10:00~一般質問3日(木)本会議10:00~一般質問4日(金)本会議10:00~一般質問5日(土)休会議案熟読6日(日)休会議案熟読7日(月)休会議案熟読8日(火)休会10:00~文教福祉常任委員会9日(水)休会10:00~建設経済常任委員会10日(木)休会10:00~総務常任委員会11日(金)休会10:00~予算特別委員会12日(土)休会議案熟読13日(日)休会議案熟読14日(月)休会議案熟読15日(火)休会10:00~予算特別委員会16日(水)休会10:00~予算特別委員会17日(木)休会議案熟読18日(金)休会13:30~予算特別委員会19日(土)休会議案熟読20日(日)休会議案熟読21日(月)休会議案熟読22日(火)休会議案熟読23日(水)休会13:30~議会運営委員会24日(木)休会議案熟読25日(金)休会13:30~議会運営委員会26日(土)休会議案熟読27日(日)休会議案熟読28日(月)休会議案熟読29日(火)本会議13:30~採決等日程第3 諸般の報告(1)議長の報告   ア 提出された案件の報告   イ 例月現金出納検査の報告(地方自治法第235条の2第3項)   ウ 説明員の報告(地方自治法第121条第1項)   エ 会議結果の報告日程第4 行政報告(1)市長の報告   ア 報告第1号 専決処分の報告について(京田辺市興戸北鉾立37番地3における交通事故に係る損害賠償の額の決定)   イ 報告第2号 専決処分の報告について(環境衛生センター甘南備園における持込ごみの受入作業中の事故に係る損害賠償の額の決定)   ウ 報告第3号 専決処分の報告について(平成26・27・28・29年度継続施行三山木小学校西校舎棟新築等工事請負契約の一部変更契約)日程第5 平成28年度京田辺市施政方針演説日程第6 同意第1号 京田辺市教育委員会教育長の任命について日程第7 同意第2号 京田辺市監査委員の選任について日程第8 議案第1号 京田辺市行政不服審査法施行条例の制定について日程第9 議案第2号 行政不服審査法及び行政不服審査法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について日程第10 議案第4号 京田辺市職員の分限に関する条例及び京田辺市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について日程第11 議案第5号 京田辺市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について日程第12 議案第6号 京田辺市証人等の費用弁償に関する条例の一部改正について日程第13 議案第7号 京田辺市財産の交換、譲与及び無償貸付け等に関する条例の一部改正について日程第14 議案第15号 京田辺市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について日程第15 議案第16号 京田辺市火災予防条例の一部改正について日程第16 議案第8号 京田辺市留守家庭児童会の運営等に関する条例の一部改正について日程第17 議案第9号 京田辺市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の保育料等に関する条例の一部改正について日程第18 議案第10号 京田辺市介護保険法に基づく指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例及び京田辺市介護保険法に基づく指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について日程第19 議案第11号 京田辺市立老人福祉施設設置条例の一部改正について日程第20 議案第13号 京田辺市地域包括支援センターの運営及び職員に関する基準を定める条例の一部改正について日程第21 議案第3号 京田辺市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の制定について日程第22 議案第12号 京田辺市廃棄物の減量及び適正処理の促進等に関する条例の一部改正について日程第23 議案第14号 京田辺市都市公園条例の一部改正について日程第24 議案第17号 枚方京田辺環境施設組合の設立について日程第25 議案第18号 京田辺市道路線の認定について日程第26 議案第19号 平成27年度京田辺市一般会計補正予算(第4号)日程第27 議案第20号 平成27年度京田辺市松井財産区特別会計補正予算(第1号)日程第28 議案第21号 平成27年度京田辺市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)日程第29 議案第22号 平成27年度京田辺市介護保険特別会計補正予算(第3号)日程第30 議案第23号 平成27年度京田辺市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)日程第31 議案第24号 平成27年度京田辺市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)日程第32 議案第25号 平成27年度京田辺市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)日程第33 議案第26号 平成27年度京田辺市水道事業会計補正予算(第1号)日程第34 議案第27号 平成28年度京田辺市一般会計予算日程第35 議案第28号 平成28年度京田辺市休日応急診療所特別会計予算日程第36 議案第29号 平成28年度京田辺市松井財産区特別会計予算日程第37 議案第30号 平成28年度京田辺市国民健康保険特別会計予算日程第38 議案第31号 平成28年度京田辺市介護保険特別会計予算日程第39 議案第32号 平成28年度京田辺市後期高齢者医療特別会計予算日程第40 議案第33号 平成28年度京田辺市公共下水道事業特別会計予算日程第41 議案第34号 平成28年度京田辺市農業集落排水事業特別会計予算日程第42 議案第35号 平成28年度京田辺市水道事業会計予算日程第43 閉会中の委員会調査結果報告について(1)広報編集特別委員会日程第44 委員会管外行政視察研修報告について(1)文教福祉常任委員会---------------------------------------          平成28年第1回京田辺市議会定例会議案審査付託表 ◯ 総務常任委員会  1 議案第1号 京田辺市行政不服審査法施行条例の制定について  2 議案第2号 行政不服審査法及び行政不服審査法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について  3 議案第4号 京田辺市職員の分限に関する条例及び京田辺市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について  4 議案第5号 京田辺市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について  5 議案第6号 京田辺市証人等の費用弁償に関する条例の一部改正について  6 議案第7号 京田辺市財産の交換、譲与及び無償貸付け等に関する条例の一部改正について  7 議案第15号 京田辺市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について  8 議案第16号 京田辺市火災予防条例の一部改正について ◯ 文教福祉常任委員会  1 議案第8号 京田辺市留守家庭児童会の運営等に関する条例の一部改正について  2 議案第9号 京田辺市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の保育料等に関する条例の一部改正について  3 議案第10号 京田辺市介護保険法に基づく指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例及び京田辺市介護保険法に基づく指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について  4 議案第11号 京田辺市立老人福祉施設設置条例の一部改正について  5 議案第13号 京田辺市地域包括支援センターの運営及び職員に関する基準を定める条例の一部改正について ◯ 建設経済常任委員会  1 議案第3号 京田辺市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の制定について  2 議案第12号 京田辺市廃棄物の減量及び適正処理の促進等に関する条例の一部改正について  3 議案第14号 京田辺市都市公園条例の一部改正について  4 議案第17号 枚方京田辺環境施設組合の設立について  5 議案第18号 京田辺市道路線の認定について--------------------------------------- ○松村博司議長 皆さん、こんにちは。本日は大変ご苦労さまでございます。平成28年第1回京田辺市議会定例会を開会するに当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 議員並びに理事者各位には、ご多用のところご出席を賜り、厚くお礼を申し上げます。 さて、本定例会は、市長から平成28年度の施政方針演説が行われ、その方針が反映された新年度予算を含む議案を審査する大変重要な会議であります。提出される議案の内容につきましては、後ほど市長から詳しく説明されますが、昨今の厳しい財政状況の中で、限られた予算を有効に活用し、よりよい成果が発揮できる施策を推進することが重要であると考えます。議会といたしましても、市民の福祉向上につながる市政となるよう活発な議論を交わし、審議が尽くされることを期待いたします。 議員並びに理事者を始め、関係各位におかれましては、お体をご自愛いただきまして、円滑な議会運営に格段のご協力を賜りますようお願い申し上げまして、開会の挨拶とさせていただきます。 ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、これから平成28年第1回京田辺市議会定例会を開会いたします。 直ちに会議を開きます。 本日の議事日程はあらかじめお手元に配付したとおりであります。 ○松村博司議長 それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により議長から7番、岡本茂樹議員、11番、青木綱次郎議員を指名いたします。 ○松村博司議長 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。 今定例会の会期につきましては、過日、議会運営委員会を開催し協議をいたしております。 この際、委員長の報告を求めます。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 市田博議会運営委員長。 ◆市田博議会運営委員長 市田博でございます。定例会の開会に当たって、去る2月15日及び18日に議会運営委員会を開催いたしましたので、報告を申し上げます。 お手元に議事日程が配付されておりますが、今期定例会は、本日から3月29日までの37日間とするものです。 まず、市長から平成28年度京田辺市施政方針演説をお受けしまして、その後、提出議案の上程及び提案理由の説明を願い、質疑の後、所管の常任委員会に付託の上、審査をお願いいたします。ただし、同意第1号及び第2号の人事案については、質疑の後、委員会付託を省略する同意が得られれば、即決議案として討論の上、簡易採決をお願いいたします。 また、一般会計、特別会計、水道事業会計の平成28年度当初予算案及び平成27年度補正予算案については、予算特別委員会を設置し、付託の上、3月11日と15日及び16日と18日に特別委員会を開催し、審議をお願いいたします。 代表質問は2月29日の1日といたし、大会派順にお願いいたします。 一般質問は、3月2日、3日及び4日の3日間とし、3月2日に5人、3月3日に4人、4日に4人でお願いいたします。 常任委員会は、3月8日に文教福祉常任委員会、9日に建設経済常任委員会、10日に総務常任委員会を開催し、それぞれ審査をお願いいたします。 2月23日から2月28日、そして3月1日及び3月5日から28日までの計31日間は、委員会審査及び議案調査等のために休会といたします。 また、3月23日及び25日の午後に議会運営委員会を開催いたします。 3月29日の最終本会議においては、各委員会に付託の上、審査された議案等の委員長報告を受け、質疑、討論を行った後、採決をお願いいたします。 以上が今期定例会の会期日程であります。 以上で報告を終わります。 ○松村博司議長 これで委員長の報告を終わります。 お諮りいたします。今定例会の会期は、本日から3月29日までの37日間とすることにご異議ございませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○松村博司議長 ご異議なしと認めます。よって、会期はそのように決しました。 ○松村博司議長 次に、日程第3、諸般の報告を行います。 議長の報告事項がありますので、議会事務局長に報告させます。 村上議会事務局長。 ◎村上議会事務局長 議長の報告をいたします。 本日の定例会本会議に提出されました案件は、市長の報告3件、人事案2件、条例案16件、予算案17件、その他案2件、閉会中の委員会審査結果報告2件、委員会管外研修報告1件であります。---------------------------------------村上議会事務局長 次に、監査委員から、地方自治法第235条の2第3項の規定による平成27年12月及び平成28年1月実施に係る例月現金出納検査の結果報告がありましたので、その写しを配付いたしております。---------------------------------------村上議会事務局長 次に、本定例会の本会議に地方自治法第121条第1項の規定により説明員として出席を求めた者は、石井明三市長、奥西尚子教育委員会委員長菊岡喜代治選挙管理委員会委員長米田泰子公平委員会委員長林善嗣農業委員会会長稲川俊明代表監査委員和久英雄固定資産評価審査委員会委員長の7名であります。なお、説明のため、委任並びに嘱託をした者として届け出があったものについて、その写しを配付いたしております。---------------------------------------村上議会事務局長 次に、12月定例会において会議規則第166条第1項の規定に基づき議員の派遣承認をされました件の会議結果報告書の写しを配付しております。 報告は以上でございます。--------------------------------------- ○松村博司議長 これで議長の報告を終わります。 以上で諸般の報告を終わります。 ○松村博司議長 次に、日程第4、行政報告を行います。 市長から行政報告の申し出がありますので、これを許します。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 石井市長。 ◎石井市長 議長のお許しをいただきましたので、12月定例会以降の主な行政執行状況などにつきましてご報告を申し上げます。 まず、報道でもご承知のように、市野外活動センターにおきまして不適切な会計処理があったことが判明をしたところでございます。現在、弁護士や公認会計士など、外部の専門家による実態調査を進めており、詳細が判明次第、市民の皆様に報告をし、厳正に対処するとともに、再発防止に向けた取り組みを進めてまいります。 さて、12月定例会以降の行事でございますが、年明け早々には出初め式並びに成人式を実施したほか、先日の大御堂観音寺における東大寺二月堂お水取りに向けた竹送り行事に際しましては、この伝統を後継に引き継いでいけるよう、議員各位を始め、多くの市民の皆さんとともに私も参加をしたところでございます。 また、2月4日には、災害発生時における福祉避難所の設置運営について、新たに京都府社会福祉事業団並びにやすらぎ福祉会の2カ所の社会福祉法人と協定を締結いたしました。これにより、7カ所目の福祉避難所の設置ができることとなりました。高齢者、障害のある方などで広域避難所での生活配慮を必要とする方の安全・安心の確保にもつながるものと考えています。 次に、開催が迫ってまいりました「ツアー・オブ・ジャパン京都ステージ」でございますが、開催の機運を盛り上げるために、横断幕や街路灯のフラグの掲出をしたところでございまして、現在、組織委員会や京都府と開催に向けた準備活動に取り組んでおり、国内最高峰の自転車レースの開催を本市のさらなる活性化につなげてまいる所存でございます。また、スタート会場となる普賢寺ふれあいの駅につきましては、本市が支援する中で、今週の27日の土曜日にはリニューアルオープンをすることとなっております。 次に、定例会開催中の諸行事でありますが、2月28日から全国大学まちづくり政策フォーラムを開催いたします。10回目という節目を迎える今回は、9大学17チームの大学生が学生ならではの視点で本市の活性化に向けてさまざまな政策提案を行ってくれるものと思います。議員各位におかれましても、時間の許す限りご参加いただきますようよろしくお願いします。 また、3月15日には、三山木小学校の西校舎棟の完成を祝う会を開催いたします。この校舎の完成により、児童数の増加にも対応できることとなり、新しい学舎で子どもたちが健やかに成長してくれることを願っております。 最後になりましたが、今議会に提案をいたします案件は、報告3件、同意案2件、条例案16件、予算案17件と、その他の案件が2件でございます。議員各位におかれましては、慎重なる審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げ、行政報告とさせていただきます。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 村雲危機管理監。 ◎村雲危機管理監 報告第1号、専決処分の報告についてご説明申し上げます。 本件は、京田辺市興戸北鉾立37番地3における交通事故に係る損害賠償の額の決定につきまして、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分いたしましたので、ご報告申し上げます。 この事故は、平成27年11月20日午後5時30分ごろ、市職員が運転する公用車が市役所に帰庁するため国道307号線から右折する際、反対車線を走行中の自動二輪車が公用車を避けようとして転倒、公用車前方に衝突し、相手方に損害を与えたものでございます。 なお、損害賠償の額20万5,240円は、市加入の公益社団法人全国市有物件災害共済会の自動車損害共済で対応するものでございます。 以上、平成28年1月5日付で損害賠償の額の決定を行いましたので、ご報告申し上げます。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 吉岡経済環境部長。
    ◎吉岡経済環境部長 報告第2号、専決処分の報告についてご説明申し上げます。 本件は、環境衛生センター甘南備園における持ち込みごみ受け入れ作業中の事故に係る損害賠償の額の決定につきまして、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分をいたしましたので、ご報告申し上げます。 この事故は、平成27年10月8日午前10時20分ごろ、環境衛生センター甘南備園におきまして、持ち込みごみの受け入れ作業中、投入した切り株が転げ落ち、持ち込み者の足に当たり、負傷させたものでございます。 なお、損害賠償の額55万2,100円は、損害保険ジャパン日本興亜株式会社で対応するものでございます。 以上、平成27年12月28日付で損害賠償の額の決定を行いましたので、ご報告申し上げます。 ○松村博司議長 鈴木教育部長。 ◎鈴木教育部長 報告第3号、専決処分の報告についてご説明申し上げます。 本件は、平成26・27・28・29年度継続施行三山木小学校西校舎棟新築等工事請負契約の一部変更契約につきまして、平成28年1月27日付で専決処分しましたので、ご報告を申し上げます。 主な変更内容といたしましては、災害時の対応強化のため、災害対応LPガスバルク供給システムを設置したことで、これに伴い、請負金額が1,435万3,200円の増額となり、変更後の総契約金額は23億4,187万4,160円となったものでございます。 以上、ご報告申し上げます。 ○松村博司議長 これで市長の報告を終わります。 以上で行政報告を終わります。 ○松村博司議長 次に、日程第5、平成28年度京田辺市施政方針演説を行います。 市長から申し出がありますので、これを許します。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 石井市長。 ◎石井市長 本日ここに平成28年第1回京田辺市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には何かとご多用の中、ご参集をいただき厚くお礼を申し上げます。 さて、昨年、市民の皆様の信託を得て始まりました3期目の市長任期も1年が経過をいたしました。市民の皆様にお示しした公約に掲げた施策事業も始動し、ことしはそれを加速させる年であります。 私は、これまで「安全・安心」と「子育て支援」を政策の大きな柱とし、自然とのバランスを大切にまちづくりに取り組んできたことで、子どもから高齢者まで、誰もが住み続けたいと思える魅力あるまちとして、京田辺市が一歩ずつ確実に成熟してきたと考えております。しかし、地方創生が叫ばれる中、京田辺が明るい未来に向かって今後も発展し続けるためには、その進む道を力強く切り開いていかなければなりません。そのため、引き続き本市の目指す都市像「緑豊かで健康な文化田園都市」と私が政策理念とする「未来のふるさと京田辺の創造」の実現を目指し、現地現場主義に徹する中、市民の皆様の声に耳を傾け、市民の知恵とエネルギーを結集し、参画と協働によるまちづくりにみずから先頭に立って邁進をしてまいります。 以上の理念と基本姿勢を職員と共有し、地方創生の時代に、本市のみならず京都府南部全体の発展に寄与できるよう、市政の推進に取り組む決意であります。 ここに、平成28年度に臨むに当たり、私の市政運営に関する考え方を述べさせていただき、議員各位を始め市民の皆様には、引き続きご理解とご協力を賜りたいと存じます。 2、基本認識。 今、国際社会に目を向けますと、世界各地で痛ましいテロが頻発し、報復の連鎖が世界を恐怖に陥れているほか、北朝鮮が核実験を重ねているなど、国際社会が協調して平和に向けた取り組みを進めなければならないと認識しております。経済情勢を見ましても、グローバル化した国際社会において、近年、経済の発展を牽引してきた中国経済が減速を見せていることから、世界経済への影響が懸念されるところです。さらに、地球温暖化を始めとする環境問題についても、国際社会が一丸となって取り組まなければならない危機的な状況にあると認識をしているところです。 一方、国内に目を向けますと、高齢社会と人口減少が急速に進行しており、国民一人ひとりがこの問題に関心を持ち、地方創生による明確なビジョンのもと、各自治体がその存続をかけて課題の克服に努めなければならないと考えています。また、自然災害による被害が毎年全国各地で発生する状況の中、市民の安全・安心な暮らしを守るため、災害を防ぎ、被害を最小限に抑える施策を進めなければなりません。経済においても、TPP協定の内容が関係国の間で合意に至ったことから、貿易や投資の拡大が期待される一方、国において各産業への影響に対する対策が講じられることが必要であると考えています。 次に、京田辺市の状況を見ますと、本市は、交通利便性とこれまでのまちづくりへの取り組みによって、全国的にも珍しく、今後も10年程度は人口増加が予測されており、幼保連携による保育ニーズへの対応などが課題となる一方で、やがて来る人口減少を見据え、職員一人ひとりが危機感を持つ中でまちづくりを進めなければならないと認識をしているところです。このような状況の中、本市は、平成28年度の新名神高速道路の一部開通によって高速道路網の結節点となるほか、世界的物流企業プロロジスの進出が決定するなど、さらなる飛躍に向けた数々のポテンシャルを秘めています。さらに、こうしたインフラ整備や地域経済の活性化に加え、「ツアー・オブ・ジャパン京都ステージ」、「日本茶800年の歴史散歩」の日本遺産認定、「お茶の京都」という新たな要素を本市の発展に結びつけていくことが大切であると認識をしています。 以上、本市を取り巻く状況を認識し、直面する課題にしっかりと対応しながら、中長期的な視点に立ったまちづくりに努めてまいります。 3、基本政策と市政運営の視点。 人口減少、そして超高齢社会に突入し、各自治体が生き残りをかけ、まちの活性化に取り組む中、本市がこれまで同様、明るい未来に向けて持続的な発展を続けていくには、直面する課題を克服すると同時に、将来を見据え、本市の魅力を生かし、そして伸ばすまちづくりを進めなければなりません。このため、私は、市長3期目に当たって、本市の目指す都市像「緑豊かで健康な文化田園都市」に向け着実に前進するため、「安全・安心」、「緑」、「健康」、「文化・教育」、「田園都市」の五つをキーワードに各種の施策を進め、私自身が政策理念とする「未来のふるさと京田辺の創造」を目指すことといたしました。 平成27年度には、第3次総合計画の後期基本計画となる「まちづくりプラン」に加え、まち・ひと・しごと創生法に基づく「京田辺市総合戦略」という、本市の進むべき方向を示す新たな計画を策定しました。また、子ども・子育て、文化振興、産業振興という市政推進の重要なテーマとなる分野についても個別計画を策定してまいりました。今後、これらの計画を推進することで、市民の皆様に住んでよかったと思っていただけるまちづくりに着実に取り組んでまいります。 そして、平成28年度は、「まちづくりプラン」のスタートの年であり、今後、各種施策を五つのキーワードで横断的にくくり、それぞれ重点プロジェクトを設けてまちづくりに取り組む所存であります。 まず、「安全・安心」をキーワードとした取り組みでは、絆による安全・安心、減災を、「緑」をキーワードとした取り組みでは、緑豊かなエコタウン推進を、「健康」をキーワードとした取り組みでは、いきいき健幸・子育て支援を、「文化・教育」をキーワードとした取り組みでは、学び・文化のネットワーク創造を、「田園都市」をキーワードとした取り組みでは、活力あるコンパクトシティ推進を重点プロジェクトのテーマに施策事業を展開してまいります。 一方、これらの施策を進めるため、新たな財源の確保や受益者負担の見直しのほか、公共施設等総合管理計画によって公共施設の将来マネジメントを行うことで、持続可能な財政構造の構築に努めるとともに、最小の費用で最大の効果を上げる効率的な予算配分に取り組んでまいります。また、施策推進の原動力となる職員について、一人ひとりがその能力を最大限に発揮し、ふるさと京田辺を誰よりも愛し、みずからの仕事に誇りを持って明るい未来を切り拓いていけるよう、その人材育成に努めてまいります。さらに、まちづくりの重要なパートナーである同志社大学、同志社女子大学との連携を深め、大学のあるまちにふさわしいまちづくりを推進してまいります。 以上のような視点を持って、重点プロジェクトを強力に推し進め、未来のふるさと京田辺の創造に取り組んでまいります。 平成28年度の予算編成方針。 我が国の経済は、良好な企業収益や雇用・所得環境の改善が続き、緩やかな回復基調を持続しているものの、海外景気の下振れなど、先行きの不透明さも存在をしている状況です。現在、国においては、「地方創生」を重点課題として、平成27年度補正予算における加速化交付金や平成28年度の新型交付金など、地域の自主性を発揮できる環境の整備が進められています。 そのような中、本市では、人件費を始め、扶助費や経常的な物件費、特別会計への繰出金が年々増加傾向にあり、平成26年度決算において、財政構造の弾力性を示す経常収支比率が95.4%になるなど、財政状況は厳しさを増しています。 このため、自主財源の確保と事務事業の効率化や適正化など、財政の健全化を図るとともに、事業効果をより高めるため、施策の選択と集中を確実に進めるなど、さらなる行政改革に取り組んでまいります。また、厳しい財政状況を踏まえ、新規事業については、スクラップ・アンド・ビルドを原則として、既存事務事業の統廃合や見直しになどにより必要な財源を確保することで、未来のふるさと京田辺の創造を確実に実現できる予算編成を行いました。 その結果、平成28年度当初予算につきましては、一般会計が239億3,000万円、7特別会計が150億4,660万円、水道事業会計が26億8,620万円、総計では416億6,280万円となったところです。 なお、平成27年度補正予算においても、地方創生関連として総額8,600万円を計上したところであり、今後も、国による地方創生や一億総活躍社会づくりなどに係る施策・事業の情報収集に努め、積極的に活用してまいります。 5番、平成28年度の主要施策。 次に、さきに述べました予算編成方針に基づき、平成28年度において展開をいたします主要施策につきまして、まちづくりの五つのキーワードに沿って順次ご説明申し上げます。 第1に、「安全・安心」をキーワードとした取り組みであります。 昨年は、豪雨による鬼怒川の決壊のほか、口永良部島や浅間山の噴火など、各地で大規模な自然災害が発生いたしました。また、本年3月11日には、東日本大震災から5年を迎えることとなります。これらの自然災害の経験を教訓に、大地震や豪雨による水害、土砂災害に対する危機意識をしっかりと持って、万全の備えを行うことが大切となります。このようなことから、市民一人ひとりの防災意識の高揚を図りながら、災害発生前、発生時、発生後の各段階で、市民、行政、関係機関が連携して適切に対応する防災・減災体制を強化し、災害に強い都市づくりを進めることで、これまで以上に誰もが安全で安心できるまちづくりに取り組んでまいります。 まず、地域防災力の向上では、避難所の開設手順や運営のポイントを簡潔にまとめた「避難行動・避難所運営マニュアル」に基づき、広域避難所となる田辺東小学校の個別地区マニュアル策定を地域住民の皆さんとともに進めてまいります。また、災害時に避難所の開設と運営を混乱なくできるよう、区、自治会や自主防災組織が主体となった避難所運営訓練を培良中学校において実施するほか、地域における防災リーダーの育成に取り組んでまいります。 また、近年、想定外の記録的豪雨や台風などによって、全国的に浸水被害や土砂災害が多発していることから、これらに対する日ごろからの備えも重要となります。このため、適切なタイミングで避難できるよう、浸水や土砂災害の警戒すべき区域、避難ルート、避難所などを記載した地域版防災マップの作成を引き続き地域の皆様と共同で進めてまいります。 次に、災害に強い都市づくりでは、これまで大規模災害時の避難先となる小中学校施設の耐震化の完了や市内木造住宅の耐震化促進など、震災対策に重点を置いて取り組みを進めてまいりましたが、南海トラフ地震への危機が迫ることから、さらなる市内建築物の耐震化を目指し、「京田辺市建築物耐震改修促進計画」の改訂に取り組んでまいります。また、地震によるライフラインの寸断に備え、上下水道施設や橋梁などの耐震化と長寿命化を進めるほか、消防水利の確保に向け、耐震性防火水槽の設置についても計画的に取り組んでまいります。 次に、消防体制の充実・強化では、119番通報の受信や出動指令、現場活動支援、災害情報発信など、迅速かつ確実に消防活動が展開できるよう、消防指令システムの高機能化を図るとともに、各種災害現場において消防指揮活動がしっかりと展開できるよう、指揮隊車の更新に取り組んでまいります。 次に、地域防犯対策の推進については、街頭犯罪などから市民生活を守る上で効果が認められている防犯カメラについて、市内の拠点駅に計画的な設置を進めてまいりましたが、設置する駅を拡大することで、さらなる防犯対策の強化に取り組んでまいります。 次に、交通安全対策の推進については、市長に就任以来、毎年、児童や保護者と一緒に通学路の安全点検を実施し、登下校時における児童の安全確保に取り組んでまいりました。今後も、交通安全啓発看板の設置や交通安全施設の整備を行うことで、通学路などのさらなる安全確保に取り組むとともに、警察署や関係団体などと連携した交通安全への意識啓発によって、子どもや高齢者の事故防止に取り組んでまいります。 次に、消費生活における安全の確保では、いまだ高齢者を狙った振り込み詐欺やインターネット関連のトラブルが絶えないことから、引き続き消費生活相談窓口の充実を図るとともに、被害の未然防止に向けた消費者への意識啓発によって、安全・安心な消費生活の確保に努めてまいります。 次に、人権尊重の取り組みでは、同和問題、子どもや高齢者への虐待、配偶者間などによる暴力のほか、新たにインターネットを通じた人権侵害など、人々の暮らしの中にさまざまな人権問題が生じているところです。このことから、「第2次京田辺市人権教育・啓発推進計画」に基づき、昨今の人権問題を取り巻く状況に対応し、人権教育や啓発に関する施策を計画的に進めるとともに、個人情報の不正取得の防止に努めてまいります。 第2は、「緑」をキーワードとした取り組みであります。 本市の一番の魅力は、利便性の高い都市空間とそれを包み込む豊かな緑や水辺の自然空間の調和であります。平成25年度に実施をした市民満足度調査でも、市民の皆様が本市に住み続けたい一番の理由に「自然環境がよいこと」と挙げられていたところであり、私自身も、自然と都市のバランスを大切にまちづくりを進めてきたところでございます。これからも市民の皆様に豊かな緑や水辺の自然空間にさらに親しんでいただけるよう、緑に包まれた環境に優しいまちづくりを進めてまいります。 まず、水辺の散策路のネットワーク化に向けて、薪地区の手原川に整備をした散策路をさらに延ばすとともに、松井山手地区から北部住民センターなどを結ぶ遊歩道についても整備を推進してまいります。また、これらの水と緑の回廊づくりとあわせて、市の中心部においても、京都府農業総合研究所の跡地を活用し、子どもから高齢者、障害のある方が集い、交流・体験ができる緑の拠点整備の具体化に向けて取り組みを強化してまいります。 次に、循環型社会の形成に向けて、市民一人ひとりの環境に対する意識を高め、市民、事業者、行政が一体となったごみの減量化や再資源化の推進を図るとともに、家庭における雨水タンクの設置についても、新たに助成制度を設け、雨水の効果的な利活用を促進するなど、地球環境への負荷を軽減する取り組みを進めてまいります。また、再生可能エネルギーの普及を促進するとともに、省エネルギーで効率の高い家庭用燃料電池システムについても助成制度を継続し、地球温暖化防止に取り組んでまいります。 このほか、防犯灯に続いて、市が管理する道路照明灯のLED化にも取り組み、環境に配慮した低炭素社会の構築に貢献をしてまいります。また、ごみ減量化対策として、ごみの分別区分を見直し、プラスチック容器包装などの再資源化に取り組むとともに、粗大ごみと持ち込みごみについて有料化を図ることで、さらなるごみの減量化と資源リサイクル率の向上に取り組んでまいります。さらに、環境衛生センター甘南備園焼却施設の建てかえについて、環境保全面を重視し、枚方市との可燃ごみ広域処理施設の整備に向けて一部事務組合を設立するなどの取り組みを進めるとともに、用地取得と土地造成に向けた準備に取り組んでまいります。 第3は、「健康」をキーワードとした取り組みであります。 市民の健やかで幸せな暮らしを目指し、市民が世代を超えて支え合いながら、住みなれた地域で生涯にわたって健康に生きがいを持って生活できる誰にも優しい健やかで幸せなまちづくりを進めてまいります。 まず、子育て支援について、安心して子どもを産み育てることができるよう、引き続き年度当初における待機児童ゼロを目指すとともに、保育所における一時保育や病児・病後児保育、市立幼稚園における預かり保育という多様な保育サービスのほか、子育て支援医療費助成、ひとり親世帯、多子世帯の経済的負担軽減など、「京田辺市子ども・子育て支援事業計画」に基づく子育て施策を総合的に推進することで、子育てしやすいまちナンバーワンのまちづくりに取り組んでまいります。 次に、健康づくりでは、本市の健康づくりを総合的かつ計画的に推進するための指針である「京田辺市健康増進計画・食育推進計画」の中間評価を行い、社会情勢や市民ニーズの変化に対応した計画の見直しに取り組んでまいります。また、京田辺玉露やえびいもなどの地元特産品を使った料理レシピを「京田辺発健幸レシピ」として情報発信することで、市民の食育や健康への意識を高めてまいります。 次に、高齢者福祉では、高齢者の生きがいづくりが重要になる中、気軽に立ち寄り、自由に交流し、健康づくりなどができる居場所や他の福祉サービス機能を備えた拠点として、「(仮称)駅前サポートセンター」を新田辺駅東側において整備してまいります。また、認知症サポーターの養成やオレンジカフェの開催のほか、認知症の早期発見と早期対応に向けた支援体制を強化するなど、認知症高齢者と認知症家族介護者の支援に取り組んでまいります。 次に、障害者福祉では、「第3期京田辺市障害者基本計画」に基づき、障害のあるなしにかかわらず、「すべての人が安心して自分らしく暮らしていけるまち」の実現に向け、日常生活が円滑に行えるよう、生活用具の給付対象者を拡大するなど、各種施策を実施してまいります。 次に、地域福祉では、子育て世帯や高齢者、障害のある方を地域で見守り、支え合い、「お互いさん」の心を大切にする地域社会の実現に向け、「第3期京田辺市地域福祉計画」の策定に取り組んでまいります。また、生活保護を含めた生活困窮者の自立促進総合対策事業の中で、困窮世帯の子どもを対象とした学習支援事業の拡充を図るとともに、民生委員、児童委員との連携によって、生活困窮者の生活安定と自立を促進してまいります。 次に、男女共同参画につきましては、計画の中間見直しを行いました「第2次京田辺市男女共同参画計画」に基づき、男女がともに輝いていくことができる地域社会の構築とワークライフバランスの確立に向け、各種講座や啓発事業などを展開してまいります。 第4は、「文化・教育」をキーワードとした取り組みであります。 本市が将来にわたって発展し続けるためには、ふるさと京田辺に愛着を持ち、まちの歴史や文化を受け継ぎ、まちづくりを支える人材を育成することが不可欠となります。このため、一人ひとりが個性を輝かせ、未来を創造していく子どもを育む教育を推進するほか、誰もが生涯にわたって学ぶことができる学習環境の充実を図ることで、京田辺らしい文化を創出し、希望に満ちた文化の創造と誇りあるまちづくりを進めてまいります。 まず、学校教育では、スポーツや文化面で大きく活躍している子どもたちの頑張りをさらに支援することが大切であると考えています。このことから、取り組みを進めてまいりました子ども・学校応援プロジェクトについて、テーマ別に指定した教育実践モデル校での研究成果をまとめ、市内の小中学校全体に広げることで、子どもの学力、体力を一層向上させ、本市の明るい未来を担う京田辺っ子を育んでまいります。また、お茶のまちとして、これまで茶摘みや茶香服体験などを通じて、市特産玉露への児童の理解を深めてきましたが、さらに、急須を使ったお茶の入れ方などの授業や水出し玉露を味わえる機会を設けることで、「お茶育」の推進に取り組んでまいります。 次に、教育環境の整備では、平成26年度に着手した三山木小学校校舎増築工事が今春に完成し、将来の児童数増加に対応できる教室数を確保することとなりますが、さらに良好な学習環境を整備するため、既存校舎の大規模改修工事に取り組んでまいります。また、中学校給食につきましては、現行の昼食弁当について、生徒のニーズに応じて改善を進めるとともに、検討委員会を設置し、生徒と保護者それぞれの思いを反映した昼食のあり方について検討してまいります。 次に、市民文化の振興では、文化施策を総合的かつ計画的に推進するために策定をした「京田辺市文化振興計画」に基づき、市民が気軽に文化に触れ、活動できる機会の充実などを図るとともに、文化ネットワークの中心的な拠点となる文化施設の整備に向けた取り組みを進めてまいります。また、文化芸術の専門ポータルサイトやインターネットミュージアムなどを開設することで、本市の文化情報を市内外に広く発信し、文化振興を図ってまいります。さらに、市民と文化をつないでいくため、地域の文化資源の発掘や市民の文化活動への機運を高めるさまざまなイベントを企画運営する文化コーディネーターを京田辺市文化協会に配置してまいります。 次に、生涯学習の推進については、幼いころから読書の楽しさが身につくよう、図書館において、幼児を抱える保護者などを対象に「読み聞かせ入門講座」を開催するとともに、読み聞かせにふさわしい資料の充実に取り組んでまいります。また、生涯を通じて自由に学べる環境づくりに努めるほか、大学のあるまちとして、引き続き同志社大学との連携による「京たなべ・同志社ヒューマンカレッジ」を開講するとともに、専門的な学術研究や文化を生かした連携事業の拡充に取り組んでまいります。 次に、スポーツ振興については、本市では、京都国体ハンドボール競技会場となったことを契機に、毎年、全国小学生ハンドボール大会を開催し、小学生ハンドボーラーの聖地としての地位を築いてまいりました。引き続き参加チームの増加や大会を通じた子どもたちの交流拡大を図ってまいります。また、本年5月から、新たに国際的な自転車レース「ツアー・オブ・ジャパン京都ステージ」が継続して開催されることから、これを契機に、市内のサイクルスポーツの普及を目指し、コンビニエンスストアなどの協力を得てサイクルステーションを設置するなど、全国的なスポーツイベントを生かしたスポーツ振興に取り組んでまいります。 第5は「田園都市」をキーワードとした取り組みであります。 将来の人口減少や超高齢社会に備え、魅力的な都市環境を備えた利便性の高い快適なまちづくりを促進し、交通利便性など、本市のポテンシャルを生かした産業振興を図りながら、自然と調和した活力あるまちづくりを進めてまいります。 まず、計画的な土地利用の推進について、効率的で持続可能な都市を目指したコンパクトシティの実現に向けて、マスタープランとなる「京田辺市立地適正化計画」の策定に取り組んでまいります。 次に、市街地整備では、魅力的な都市環境を備えた利便性の高い快適なまちづくりを一層進めるため、市中部の京都府田辺総合庁舎北側において、新たな複合型公共施設や商業施設を核とした新市街地の整備に向けた取り組みを進めるとともに、駅周辺という立地にふさわしい行政サービス機能について検討してまいります。また、新田辺駅東側においても、市民生活の利便性が向上し、駅前としての機能と価値が高まるよう、取り組みを進めてまいります。 次に、産業振興につきまして、農業、商工業、観光など、各産業の目指すべき姿とその実現に向けた重点施策を示した産業振興ビジョンに基づき、中長期的な視点に立って、戦略的な施策を展開してまいります。 まず、農業振興では、今年度、関西茶品評会が京都府で開催されることから、農林水産大臣賞の受賞に向けて出品農家を支援するとともに、京田辺玉露の魅力を国内外へ広くPRすることで消費の拡大につなげてまいります。また、特産農作物の生産振興については、「田辺ナス農家養成塾」と「えびいも農家養成塾」の開講を支援することで、新たな担い手の育成に取り組むとともに、京都田辺ナスについては、調整出荷の省力化などを目的としたJAナス選果場の整備が完了することから、各農家の作付面積拡大につなげるなど、産地の維持・強化に取り組んでまいります。農業基盤整備につきましては、東地内において農地の排水機能を高めることで、農作業の効率化や農地の生産性向上など、地域農業の活性化を図ってまいります。 次に、商工業の振興では、市内商業者が取り組む、店舗へのスロープ設置や段差解消など、バリアフリー化を支援することで、魅力ある誰にも優しい買い物環境の整備に取り組んでまいります。また、多数の市民が来場する産業祭において、市内企業のPR展を開催し、市民に対し市内企業への関心を高めることで、販路拡大や人材確保につなげてまいります。 このほか、商工業振興の拠点機能に加え、市民の文化活動の場としても広く利用されている商工会館について、空調設備の更新を支援してまいります。 次に、新たな産業創出への取り組みでは、平成28年度に新名神高速道路の城陽・八幡間が、平成35年度には全線開通が予定されており、工業系土地利用の需要が一層高まることから、引き続き大住工業用地拡大事業の事業化に向けて支援を行うとともに、学研都市の南田辺東・西地区の早期事業化を推進してまいります。さらに、起業家育成施設テイクオフ補助金制度を活用し、同志社大学連携型起業家育成施設(D-egg)を巣立つ大学発起業家などの市内への誘致にも取り組んでまいります。 次に、観光振興では、国際的な自転車レースの「ツアー・オブ・ジャパン京都ステージ」や京都府と府南部の市町村が力を合わせて取り組む「お茶の京都」などのイベントや市内観光資源や市特産品との連携によって、交流人口と市内消費の拡大を図ってまいります。また、普賢寺地域活性化の拠点となる普賢寺ふれあいの駅について、これらのイベントのにぎわい拠点として、施設の充実を支援してまいります。さらに、新田辺駅構内に、観光案内や行政情報の発信拠点を開設することで、観光振興と市民サービスの向上に取り組んでまいります。 結びに、以上、五つのキーワードに基づき、平成28年度に実施を予定しています施策について、私の考えを述べさせていただきました。 平成28年度は、第3次京田辺市総合計画の後期基本計画「まちづくりプラン」がスタートする年であるとともに、総合戦略に基づく地方創生への取り組みが本格的に始まる年でもあります。そして、市制施行20周年を1年後に控え、本市が成熟したまちへと羽ばたく重要な年であります。 これまで、本市は、高い交通利便性と豊かな自然を生かし、市北部、中部、南部の拠点駅を中心として、いち早くコンパクトシティの形成に取り組むとともに、子育て支援を重視したまちづくりを進めてまいりました。このことが先ごろ発表された国勢調査の結果にもあらわれたものと考えております。 今後も、先人たちが築いてきた歴史、文化、伝統を受け継ぎながら、大学のあるまち、学研都市のまちとして文化のストックをさらに高め、自然や環境と調和をしたまちづくりを進め、京田辺の魅力を広く発信することで、美しく品格のあるまちを目指してまいります。 市議会を始め、行政委員や関係諸団体、さらには市民の皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、平成28年度の施政方針といたします。 平成28年2月22日、京田辺市長、石井明三。 ○松村博司議長 これで平成28年度京田辺市施政方針演説を終わります。 この際、休憩いたします。午後2時55分から会議を開きます。 △休憩 午後2時34分 △再開 午後2時55分 ○松村博司議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、日程第6、同意第1号、京田辺市教育委員会教育長の任命についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 石井市長。 ◎石井市長 同意第1号、京田辺市教育委員会教育長の任命についてご説明申し上げます。 本件は、京田辺市教育委員会教育長の任命に関し議会の同意を求めるものでございます。 現在、本市教育委員会委員であり、かつ教育長である山口恭一氏の任期が平成28年3月31日付で満了となるため、新たな教育長として同氏を任命したく考えるものでございます。新たに任命する教育長は、先般の教育委員会制度の改革に基づき、従来の教育委員長と教育長を一本化した新教育長として教育委員会の会務を総理し、教育委員会を代表することとなるものでございます。 任命します山口恭一氏は、昭和24年生まれで、宇治市小倉町に住まいされています。任期は、平成28年4月1日から3年間でございます。 以上、よろしくご審議の上、同意をいただきますようお願い申し上げます。 ○松村博司議長 これで提案理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○松村博司議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りいたします。本件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。ご異議ございませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○松村博司議長 ご異議なしと認めます。よって本件は委員会付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。 まず、原案反対者の発言を許します。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 11番、青木綱次郎議員。 ◆青木綱次郎議員 日本共産党京田辺市議会議員団の青木綱次郎でございます。ただいま議題となっております同意第1号、京田辺市教育委員会教育長の任命について、議員団を代表して、不同意の立場から討論を行います。 理由の第1は、中学校給食をめぐる問題です。 本市では、2010年12月議会において、約3,000人分の署名を添えて提出された中学校給食の実施を求める請願が全会一致で採択されました。これを受けて、市教育委員会は翌2011年度に中学校昼食等検討委員会を設置して検討するとしてきました。ところが、同検討委員会は、多くの保護者を始めとする市民の請願を踏まえて設置されたにもかかわらず、その委員に市民公募委員を取り入れることはおろか、委員会自体を非公開で行うという、発足当初から問題のある運営がされておりました。 さらに、同委員会では、中学校でも小学校と同様の給食をという請願に込められた願いが、いつのまにか中学校において家庭から弁当を持参できない場合の代替措置の検討へとすりかえられ、2013年3月に、現在、市内中学校で実施されているデリバリー弁当方式の導入を提言いたしました。そして、市教育委員会はこれを受け、2014年1月より選択式デリバリー弁当方式を実施しております。しかし、2014年度のデリバリー弁当の中学校での利用状況は1日当たり十数食にとどまり、生徒数のわずか1%に過ぎません。かかる事態を招いた教育委員会の責任は重大であり、とりわけ在任期間中に教育行政事務方トップとして中学校給食について正面から取り組んでこなかったことは重大であります。 理由の第2は、市当局による行政改革のもとで2010年から導入された小学校給食調理の民間委託を継続している点であります。子どもたちに市が責任を持って安全でおいしい給食を提供するために、全ての小学校で給食の自校直営方式を実施すべきです。 理由の第3は、この間、市政への市民参画の推進を求めてまいりましたが、教育委員会が所管する各種審議会では、市民公募委員の積極的な導入に背を向けている状況が続いていることであります。 理由の第4は、中央公民館の建てかえや南部住民センター建設などの課題に対し、その計画の具体化を始め、積極的な役割を果たしてこられなかった点であります。 以上の理由から、この間の教育方針の決定にかかわられてきた方を教育長として再任することには不同意であることを表明して討論を終わります。 ○松村博司議長 次に、原案賛成者の発言を許します。 ほかに討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○松村博司議長 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 反対討論がありますので、それでは、同意第1号、京田辺市教育委員会教育長の任命についての件を電子表決により採決いたします。 本件については、これを同意することに賛成する議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○松村博司議長 押し忘れなしと認め、確定いたします。賛成多数であります。よって本件はこれを同意することに決しました。 ○松村博司議長 次に、日程第7、同意第2号、京田辺市監査委員の選任についての件を議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 石井市長。 ◎石井市長 同意第2号、京田辺市監査委員の選任についてご説明申し上げます。 本件は、京田辺市監査委員の選任に関し議会の同意を求めるものでございます。 選任します稲川俊明氏は、昭和22年生まれで、京田辺市普賢寺下大門に住まいされています。同氏は、現在、本市代表監査委員であり、その任期が平成28年3月31日付で満了となるため、引き続き本市監査委員に選任したく考えるものでございます。任期は、平成28年4月1日から4年間でございます。 以上、よろしくご審議の上、同意をいただきますようお願い申し上げます。 ○松村博司議長 これで提案理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○松村博司議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りいたします。本件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。ご異議ございませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○松村博司議長 ご異議なしと認めます。よって本件は委員会付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。 まず、原案反対者の発言を許します。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 9番、次田典子議員。 ◆次田典子議員 無会派の次田典子です。同意第2号、京田辺市監査委員の選任について、反対の立場から討論いたします。 私は、今までにも数々の監査請求を行ってまいりましたけれども、ご記憶のあるところといたしましては、2010年の市職員の年末年始特別手当支給に関する監査請求。これは、年末年始の、休日手当以外に1時間約2,500円程度の特別手当が出ていたことに対する監査請求です。それから、市職員の民間への派遣に関する監査請求、また、2015年の公費による建設経済常任委員会海外視察に関する監査請求、また、民主党の政務活動費の使途問題に関する監査請求を行いました。 やはり監査結果の中にはかなり踏み込んでいただいているものもありますし、議会に対して、政務活動費などは明確な記載というものの必要性を監査委員の方から言っていただいた場合もあります。しかしながら、結果的には公費の返還には至っていない点が数々あります。これでは市民の財産を守っているとはなかなか言えないと思いますので、こういった点については、やはり監査委員の今回の選任については反対としたいと思います。 ○松村博司議長 次に、原案賛成者の発言を許します。 ほかに討論はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○松村博司議長 討論なしと認めます。これで討論を終わります。 それでは、同意第2号、京田辺市監査委員の選任についての件を電子表決により採決いたします。 本件については、これを同意することに賛成する議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○松村博司議長 押し忘れなしと認め、確定いたします。賛成多数であります。よって本件はこれを同意することに決しました。 ○松村博司議長 次に、日程第8、議案第1号、京田辺市行政不服審査法施行条例の制定についての件から、日程第15、議案第16号、京田辺市火災予防条例の一部改正についてまでの件、以上8件を一括議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 石井市長。 ◎石井市長 議案第1号、京田辺市行政不服審査法施行条例の制定についてご説明申し上げます。 本件は、全部改正された行政不服審査法が施行されることに伴い、不服申し立てに係る証拠書類などの交付手数料や京田辺市行政不服審査会の設置などに関する事項を定めるため、条例を制定するものでございます。 なお、この条例は、平成28年4月1日から施行したく考えております。 議案第2号、行政不服審査法及び行政不服審査法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてご説明申し上げます。 本件は、全部改正された行政不服審査法及び行政不服審査法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律が施行されることに伴い、関係する条例について、文言整理を行うなど、所要の改正を行うため、提案するものでございます。 なお、この条例は、平成28年4月1日から施行したく考えております。 議案第4号、京田辺市職員の分限に関する条例及び京田辺市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。 本件は、地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律の施行による地方公務員法の一部改正に伴い、本市職員の分限に関する条例及び本市職員の勤務時間、休暇等に関する条例について所要の改正を行うものでございます。 なお、この条例は、平成28年4月1日から施行したく考えております。 議案第5号、京田辺市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。 本件は、地方公務員災害補償法施行令の一部を改正する政令の施行により、厚生年金保険法による年金たる給付が併給される場合の調整率が変更されることに伴い、本市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例について所要の改正を行うものでございます。 なお、この条例は、平成28年4月1日から施行したく考えております。 議案第6号、京田辺市証人等の費用弁償に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。 本件は、農業委員会等に関する法律の一部改正に伴い、引用条項の整理を行うものでございます。 なお、この条例は、平成28年4月1日から施行したく考えております。 議案第7号、京田辺市財産の交換、譲与及び無償貸付け等に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。 本件は、地方自治法の一部改正により行政財産の貸し付け範囲が拡大されたことに伴い、行政財産の無償または減額貸し付けの規定を追加するため、所要の改正を行うものでございます。 なお、この条例は、公布の日から施行したく考えております。 議案第15号、京田辺市消防団員等公務災害補償条例の一部改正についてご説明申し上げます。 本件は、行政不服審査法の全部改正及び非常勤消防団員等に係る損害賠償の基準を定める政令の一部改正により、厚生年金保険法による年金たる給付が併給される場合の調整率が変更されることに伴い、本市消防団員等公務災害補償条例について所要の改正を行うものでございます。 なお、この条例は、平成28年4月1日から施行したく考えております。 議案第16号、京田辺市火災予防条例の一部改正についてご説明申し上げます。 本件は、対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部が改正されたことに伴い、本市火災予防条例についても所要の改正を行うものでございます。 主な改正内容といたしましては、対象火気器具等に係る離隔距離の追加及び種別の統合などを行い、近年新たに流通している対象火気器具などにも、火災予防上、必要な措置を義務づけるものでございます。 なお、この条例は、平成28年4月1日から施行したく考えております。 以上8件、よろしくご審議をお願い申し上げます。 ○松村博司議長 これで提案理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○松村博司議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 ただいま議題となりました8件につきましては、お手元に配付の議案審査付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。 ○松村博司議長 次に、日程第16、議案第8号、京田辺市留守家庭児童会の運営等に関する条例の一部改正についての件から、日程第20、議案第13号、京田辺市地域包括支援センターの運営及び職員に関する基準を定める条例の一部改正についてまでの件、以上5件を一括議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 石井市長。 ◎石井市長 議案第8号、京田辺市留守家庭児童会の運営等に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。 本件は、留守家庭児童会の負担金の算定を行うに当たって、婚姻歴の有無にかかわらずみなし寡婦控除を適用し、未婚のひとり親世帯の保護者負担の軽減を図るため、所要の改正を行うものでございます。 なお、この条例は、平成28年4月1日から施行したく考えております。 議案第9号、京田辺市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の保育料等に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。 本件は、国が決定した子どもの貧困対策に基づき、低所得の多子世帯及びひとり親世帯などの保護者負担の軽減を図るとともに、市独自の取り組みとして、保育料の算定に当たって、婚姻歴の有無にかかわらずみなし寡婦控除を適用し、未婚のひとり親世帯の保護者負担の軽減を図るため、所要の改正を行うものでございます。 なお、この条例は、平成28年4月1日から施行したく考えております。 議案第10号、京田辺市介護保険法に基づく指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例及び京田辺市介護保険法に基づく指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正についてご説明申し上げます。 本件は、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令が公布され、指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等が改正されたことに伴い、当該基準等を標準として定める本市の関係条例について所要の改正を行うものでございます。 主な改正内容といたしましては、認知症対応型通所介護及び介護予防認知症対応型通所介護につき、地域との連携や運営の透明性を確保するため、他の地域密着型サービスと同様に、運営推進会議の設置を義務づけるものでございます。 なお、この条例は、平成28年4月1日から施行したく考えます。 議案第11号、京田辺市立老人福祉施設設置条例の一部改正についてご説明申し上げます。 本件は、三つの老人福祉施設の円滑な利用を図るため、条例において、使用手続や使用制限などの規定を整備するものでございます。 主な改正内容といたしましては、老人福祉施設に係る使用手続、使用制限、措置命令、免責事項、損害賠償など、これまで規則で定めていたものを条例で規定するものでございます。なお、この改正により、施設の運営内容について変更するものではありません。 この条例は、平成28年4月1日から施行したく考えております。 議案第13号、京田辺市地域包括支援センターの運営及び職員に関する基準を定める条例の一部改正についてご説明申し上げます。 本件は、介護保険法が改正され、地域支援事業の見直しが行われたことに伴い、地域包括支援センターの運営及び職員に関する基準の整理を行うなど、所要の改正を行うものでございます。 なお、この条例は、平成28年4月1日から施行したく考えます。 以上5件、よろしくご審議をお願い申し上げます。 ○松村博司議長 これで提案理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○松村博司議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 ただいま議題となりました5件につきましては、お手元に配付の議案審査付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。 ○松村博司議長 次に、日程第21、議案第3号、京田辺市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の制定についての件から、日程第25、議案第18号、京田辺市道路線の認定についてまでの件、以上5件を一括議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 石井市長。 ◎石井市長 議案第3号、京田辺市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の制定についてご説明申し上げます。 本件は、消費者安全法の一部改正により、同法第10条の2第1項の規定に基づき、消費生活センターの組織及び運営などに関して必要な事項を定めるため、条例を制定するものでございます。 なお、この条例は、平成28年4月1日から施行したく考えております。 議案第12号、京田辺市廃棄物の減量及び適正処理の促進等に関する条例の一部改正についてご説明申し上げます。 本件は、循環型社会の形成を目指し、廃棄物の発生抑制及び循環的利用の促進並びに廃棄物の適正処理を一層推進していくため、本市廃棄物の減量及び適正処理の促進等に関する条例について所要の改正を行うものでございます。 主な内容といたしましては、粗大ごみ及び持ち込みごみに関する手数料の徴収を規定し、ごみの減量化並びに費用負担の公平性を確保するものでございます。また、事業の実施に当たっては、手数料徴収にあわせて戸別収集を開始するなど、サービスの向上に努めてまいります。 なお、この条例は、平成28年10月1日から施行したく考えております。 議案第14号、京田辺市都市公園条例の一部改正についてご説明申し上げます。 本件は、本市の都市公園として、新たに設置された公園を追加し、あわせて一部の有料公園施設の使用期間の変更を行うため、本市都市公園条例の改正について提案するものでございます。 追加する公園は、三山木地区特定土地区画整理事業で整備した公園を本市の都市公園として追加するものでございます。また、有料公園施設である田辺公園野球場を通年利用するため、使用期間を延長するものでございます。 なお、この条例は、公布の日から施行したく考えております。 議案第17条、枚方京田辺環境施設組合の設立についてご説明申し上げます。 本件は、枚方市及び京田辺市による可燃ごみ処理施設の設置に関する事務を共同処理するため、枚方京田辺環境施設組合を設立することに関し、枚方市と協議を行うため、提案するものでございます。 議案第18号、京田辺市道路線の認定についてご説明申し上げます。 本件は、宅地開発に伴い新設された道路について、道路法の規定に基づき路線の認定を行うため、提案するものでございます。 以上5件につきまして、よろしくご審議をお願い申し上げます。 ○松村博司議長 これで提案理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 9番、次田典子議員。 ◆次田典子議員 議案第12号に関してですけれども、第12号のごみの有料化ですよね。これに関してお伺いしたいと思いますけれども、この前、協議会が建設経済常任委員会の方で開かれて、私も傍聴させていただきましたけれども、そのときに、なぜこの提案をされるのか、その趣旨の説明のところで、やはりごみの減量に向けての啓発というか、そういったことも含めてということをお聞きしたんですね。 実際に、京田辺市ではごみ量は減っていますよ。ましてや、今現在は、紙パックはちゃんとごみの減量として取り組みをされていますけども、古紙の回収というのはもう自治会だとか区任せになっていて、行政は全然取り組みをしていないわけですね。ピットなんかを見に行っても、やはりそういった紙類の入っている量というのは結構あって、それをしっかりと分別すれば、もっともっと減量に向けて取り組みができるわけです。それから、京田辺市は枚方とごみ処理の広域化をするということで、枚方市はプラスチックを要するに分別していますから、京田辺市は全部入れているわけですね、燃やす方にね。そしたら、それを分別していったりすると、ますますごみの量というのは減っていくし、市民はちゃんと市の意向に応えていると思うんですね。それなのに、なぜ今こういった形で有料化ということを提案されるのかということを1点お聞きします。 それから、この前、ごみ処理基本計画が策定されるということで、今年度、28年度の2月と書いていましたよね。結局、その中には、有料化をするということが明記されているわけですよ。だけど、おかしいじゃないですか。これからこのことは提案されて議論されていくわけですよね。それだったら、この議案がちゃんと通ってからですね。基本計画というのは、いつも行政が出すのは3月末ですよ。遅いときは、日にちだけ3月になっていて、渡されるのは4月になってからということなんか今まで何回もありますよ。そういったことなのに、どうして既成事実みたいなことを上げるために、そういうふうな議会軽視するようなことをするんですか。その2点をお聞きしておきます。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 吉岡経済環境部長。 ◎吉岡経済環境部長 次田議員のご質問にお答えいたします。 まず1点目は、いわゆる粗大ごみ、そして持ち込みごみ等の有料化をなぜするのかという件でございますが、まずは、本市といたしましては、今おっしゃいましたように、京田辺市一般廃棄物処理基本計画をこれまでに策定してまいりました。そして、その基本理念であります「“MOTTAINAI”の心で“循環型”まちづくり」を進めていくというその心で、ごみの排出抑制及び再利用並びに再生利用に取り組み、環境と調和したまちづくりを目指すためにこの有料化を進めるものであります。また、さらには、本市では、ごみの処理に係るさまざまな経費が約7億円で推移しており、とりわけ粗大ごみ等につきましては、リサイクル工場への搬入とかさまざまな分別、破砕、資源物、運搬、安全管理等、一般的な処理に加えて、またさらなる費用が必要となっております。 そういうことから、現在、この大型ごみにつきましては、市民の利用頻度が低く、一部の市民が利用されて、それぞれ排出量に個人差がございます。そういうことから、受益者の負担の観点から処理費用の一部を負担していただくと、そのように粗大ごみ等の排出者から手数料をいただくと、そういうふうに考えているものでございます。 2点目でございますが、基本計画につきましては、これも一定、ごみ減量化審議会、そして、それの諮問、答申を受けまして、そして、議会の方につきましても、協議会を重ねまして、その中でご説明をさせていただきまして、さらにはパブリックコメントを実施して基本計画を策定してまいりました。今ご質問にありましたように、議会軽視と、そのようなことは考えておりません。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 9番、次田典子議員。 ◆次田典子議員 議会軽視していますとは言えませんでしょうけれども、だけど、やっぱり今こうして議論をする以上は、私たち市民の立場からして、本当にこのことをしていただいていいのかどうかということをこれから議論していくんじゃないですか。あくまでも計画ですから、計画が変更されるということもあるかもしれませんよ。だけど、もう3月議会が始まるというところで、こういったものが策定できましたということを明文化していくということでは全然話が違うと思います。 現実に、例えば今おっしゃったごみの減量についても、一生懸命やっぱりやっているんですよ、市民は。どう思っているんですか。市役所の方が、言っておきますけど、缶やらペットボトルやら、裏にどれだけ出してあると思うんですか。会議になったら、今まではお茶を入れていました。お茶を出す必要はあるかないかは別としても、会議のたびに10本、20本のペットボトルを使っているのは市役所じゃないですか。そんなことも改めず、なぜ市民がこの上また税金の二重取りとも言えるような有料化をされなければならないのか、本当に納得できませんよ。 こういったことを私はやっぱり提案されていくんだったら、十分にまずもってやるべきこと、それは、本当にごみの分別がきちっとできているかということと、それから、不足しているものはないかということです。古紙の回収なんかを徹底的にやられたら、本当にごみ量なんかはどこの自治体、京田辺市だけとは言いませんけれども、減るんですよ。そういったこともしっかりやらないで、またこの上市民に負担をかけようというのは、私はこの提案は大いに反対させていただきたいというふうに思っています。これは、本当に今おっしゃっている啓発ができていないとするのなら、今まで何してきたんですか。啓発をちゃんとやってこなかったということを認めた上で提案されるということでいいんですか。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 吉岡経済環境部長。 ◎吉岡経済環境部長 ただいまの再質問にお答えいたします。 まず、市役所の中からごみが出ているというお話もありました。そして、終盤には、取り組みがまだなされていないと、そして、啓発が不足しているのと違うかというお話でしたけども、まず、今現在、先ほどもおっしゃいましたように、紙、それから雑誌とかそういうものは、本市の可燃ごみの中には3割紛れ込んでおります。そして、プラスチック等は約5割。合計8割ぐらいが燃えるごみの中に混じっております。それだけの膨大な量のものが資源化になるべく物が入っているということをしっかりとごみ成分から確認をしております。そして、そういうものをしっかりと資源化に回すことによって、ごみの減量が図れ、さらにはリサイクル、リユースにつながるというふうに、確実にそれがつながると考えております。 そして、市民の皆様への啓発等につきましては、日ごろから、本市の広報、そして市民の皆様のほとんどの方がお持ちでありますごみ収集カレンダー、そして過年度にお配りしました生活に必要な情報の冊子、そういうさまざまな出版物、それにおきまして、こういうごみの減量化、そして資源の大切さ、そういうことをしっかりとうたわせていただいて、皆様にお知らせ、周知するように努力をしておるところでございます。 ○松村博司議長 ほかに質疑はありませんか。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 1番、南部登志子議員。 ◆南部登志子議員 私も同じく議案第12号のことでちょっと質疑をさせていただきます。 私も先日の協議会に傍聴に伺いまして、その後、部長にもちょっといろいろ聞かせてもらったんですけれども、今回、一つ、粗大ごみのことについてお伺いしたいんですが、この説明の中では、ごみの減量化並びに費用負担の公平性を確保するものということになっています。だから、ごみを出す人が費用負担をしてくださいねということですね。先日の協議会の説明会の中では、戸建て住宅は、大体玄関の前のとこら辺に出しておいてもらえたら、そこまで取りに行きますということでしたが、集合住宅については、とても玄関までお伺いできないので、集合住宅のごみ出し場まで持ってきてくださいということでした。 例えば、府営住宅とか、かなり前に建てられたマンションなどの集合住宅では、全てのところにエレベーターがあるわけではないですね。かなり高齢化も進んでいます。にこにこ収集というのがありますが、それはあくまでも高齢者のひとり世帯のところにしかにこにこ収集は原則として行きません。ということは、高齢者世帯のところ、あるいは身体に障害を持っておられる方のご家庭、そういうところが粗大ごみを出そうと思ったらどうされるのですかということをお聞きしましたところ、シルバー等を利用してくださいというふうに、部長は後から個人的にお聞きをしたときにおっしゃいました。 費用負担の公平性を確保するんだけれども、実は、そういった場合は全く費用負担の公平性は保証されないものになります。ごみの出し方についても公平性が確保されないことになります。その点については、やっぱり社会的弱者と言われる人たちを含めてどうするのかという視点が抜け落ちているのではないかと思うんです。その点については、市はどのようにお考えですか。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 吉岡経済環境部長。 ◎吉岡経済環境部長 南部登志子議員のご質問にお答えいたします。 いわゆる集合住宅等と、そして高齢の方の粗大ごみを出すことが困難な方のごみの出し方についてというふうな質問かと思いますが、まず、基本的には、排出者がみずから、今のやろうとしている粗大ごみの場合でも、玄関先まで出してください、そして、そこへ直接取りに伺いますと。これまでは指定された集積場所に出してくださいという形だったんですが、これからは、いわゆる道路に面する敷地内の玄関先まで出してください、それを我々がしっかりと収集させていただくという形でございます。集合住宅の場合は、今おっしゃったとおり、そういう集積場所に出してくださいという形でございます。したがいまして、まずは排出者ご本人がその指定された場所へ出していただくことが粗大ごみの出し方と、そのように考えております。 その中で、家の中からその場所、玄関先へ出す、もしくは集積場所へ出すのが困難な場合は、やはり、今、私が個人的にとおっしゃいましたが、例えばシルバーの方をお願いされるとか、そして、いわゆる生活を支援されるさまざまな制度もあるかというふうに考えております。そのように、できる限りの中で自己努力をしていただきまして、そのように排出をしていただきたいなというふうに考えております。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 1番、南部登志子議員。 ◆南部登志子議員 とすれば、やっぱりそういう人たちは二重に費用を払わないといけないことになります。やっぱり高齢者の方とかはあまりごみを出されないですけれども、粗大ごみを出されるときの状況はどういう状況かといいますと、介護が必要になったので、例えばベッドを入れることになった、あるいは、今まで届いていた棚とかたんすとか、手が届かなくなったから、小さいものに入れかえたい。そういう意味で、家具の入れかえをしたりするときに粗大ごみが発生するわけです。 だから、そういうことを考えたら、やっぱり本当に行政の助けが必要な人たちがそういうごみの出し方をされているという状況もあるわけです。だから、十把一からげに、こうだからこうなったので費用を負担してくださいというふうなことを本当に市として言っていいのかどうかね。だから、費用負担の公平性というのは一見確保されるように思っていますけれども、一方で、二重に費用を負担しなければならない人、非常な困難を伴ってごみを排出しなければならない人が出てくるんだということを想定して、やっぱりもう少し柔軟な対応ができるような制度にしていただきたいというふうに思いますが、いかがですか。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 吉岡経済環境部長。 ◎吉岡経済環境部長 再質問にお答えいたします。 再質問の中では、またご紹介いただきましたような、そういうふうな生活をされている方をご紹介いただきました。実際、そういう方もあろうかと思います。しかしながら、まず申し上げていますのは、今回のこの取り組みにつきましては、先ほど申しましたとおり、排出者の方がさまざまなそういう生活をしていく中での一つの作業として努力をしていただいて、そして、その指定されている場所へそういう粗大ごみを出していただきたいと、そのように考えております。 ○松村博司議長 ほかに質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○松村博司議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 ただいま議題となりました5件につきましては、お手元に配付の議案審査付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。 ○松村博司議長 次に、日程第26、議案第19号、平成27年度京田辺市一般会計補正予算(第4号)の件から、日程第42、議案第35号、平成28年度京田辺市水道事業会計予算までの件、以上17件を一括議題といたします。 提出者から提案理由の説明を求めます。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 鞍掛副市長。 ◎鞍掛副市長 議案第19号、平成27年度京田辺市一般会計補正予算(第4号)についてご説明申し上げます。 このたびの補正予算は、国の補正予算に伴う交付金対象事業に係る予算を計上いたしましたほか、年度末までの収入及び支出の見込みにより、歳入歳出予算の更正を行いました。 歳入につきましては、市税や市債などの更正、地方創生加速化交付金の追加を行いました。 歳出につきましては、地方創生加速化交付金対象事業として、ツアー・オブ・ジャパン京都ステージ開催事業やお茶の京都関連事業などを計上いたしました。また、事業費や人件費の更正を行いました。 これらにより、このたびの補正予算は、歳入歳出からそれぞれ3億1,330万円を減額し、予算総額を247億8,560万円とするものでございます。 また、第2表におきましては継続費の変更を、第3表におきましては繰越明許費の追加及び変更を、第4表におきましては地方債の追加及び変更をそれぞれ計上いたしました。 次に、議案第20号、平成27年度京田辺市松井財産区特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。 このたびの補正予算は、歳入歳出それぞれ4,000万円を追加し、予算総額を5,110万円とするものでございます。 主な歳入の内容といたしましては、一般競争入札による山手東地区の土地売却に伴う土地売払収入4,000万円を追加いたしました。 主な歳出の内容といたしましては、松井財産区基金積立金3,600万円、一般会計繰出金400万円をそれぞれ追加いたしました。 次に、議案第21号、平成27年度京田辺市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。 このたびの補正予算は、年度末までの収入支出見込みにより、歳入歳出予算の更正を行いました。 歳入につきましては、年度末までの収入見込みにより、国民健康保険税、国庫支出金、療養給付費等交付金、府支出金、繰入金、諸収入の更正を行いました。 歳出につきましては、年度末までの支出見込みによりまして、総務費、保険給付費、保健事業費の更正を行いました。 これらによりまして、このたびの補正予算は、歳入歳出それぞれ6,832万7,000円を減額し、予算総額を76億4,270万3,000円とするものでございます。 次に、議案第22号、平成27年度京田辺市介護保険特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。 このたびの補正予算は、事業実績見込みにより、歳入歳出予算の減額を行いました。 歳入につきましては、事務費繰入金の減額を行いました。 歳出につきましては、総務費の不用分減額を行いました。 これらによりまして、このたびの補正予算は、保険事業勘定の歳入歳出それぞれ657万9,000円を減額し、予算総額を42億3,890万1,000円といたしました。 続きまして、議案第23号、平成27年度京田辺市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。 このたびの補正予算は、歳入歳出それぞれ1,756万4,000円を追加いたしまして、予算総額を6億8,156万4,000円とするものでございます。 歳入では、後期高齢者医療保険料1,312万3,000円、広域連合への納付金等としまして、一般会計繰入金272万9,000円、前年度繰越金171万2,000円を追加いたしました。 歳出では、保険料収入見込みの増加等に伴う後期高齢者医療広域連合納付金1,756万4,000円を追加いたしました。 次に、議案第24号、平成27年度京田辺市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)についてご説明申し上げます。 このたびの補正予算は、事業実績見込みにより、歳入歳出予算の更正を行いました。 歳入につきましては、年度末までの収入見込みにより、使用料、一般会計繰入金及び市債を更正いたしました。 歳出につきましては、年度末までの支出見込みにより、総務管理費、下水道事業費及び公債費を更正いたしました。 これらによりまして、このたびの補正予算は、歳入歳出それぞれ6,008万5,000円を減額し、予算総額を20億4,928万1,000円とするものでございます。 このほか、第2表におきましては繰越明許費の追加を、第3表におきましては地方債の変更を計上いたしました。 続きまして、議案第25号、平成27年度京田辺市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。 このたびの補正予算は、事業実績見込みによりまして、歳入歳出予算の更正を行いました。 歳入につきましては、年度末までの収入見込みにより、一般会計繰入金及び繰越金を更正いたしました。 歳出につきましては、年度末までの支出見込みによりまして、総務管理費及び公債費を更正いたしました。 これらによりまして、このたびの補正予算は、歳入歳出それぞれ309万4,000円を減額し、予算総額を5,840万6,000円とするものでございます。 続きまして、議案第27号、平成28年度京田辺市一般会計予算についてご説明申し上げます。 平成28年度の当初予算につきましては、本市の目指す都市像「緑豊かで健康な文化田園都市」の実現に向けて、「安全・安心」、「緑」、「健康」、「文化・教育」、「田園都市」の五つのキーワードに沿って予算を編成いたしました。 これにより、平成28年度一般会計当初予算の総額は239億3,000万円となりました。 それでは、歳入から順に、主な内容をご説明申し上げます。 まず、市税につきましては、市民税等の増収を見込み、103億8,630万6,000円を計上いたしました。 次に、各種譲与税・交付金につきましては、地方消費税交付金の増収等を見込み、16億7,800万円を計上いたしました。 また、地方交付税につきましては、25億6,000万円を計上いたしました。 次に、国庫支出金につきましては、生活保護費国庫負担金など34億472万円を、府支出金につきましても、自立支援給付事業府負担金など15億6,832万4,000円を計上したところでございます。 また、財産収入につきましては、市有地売却による財産売払収入など1億3,203万4,000円を計上いたしました。 また、繰入金につきましては、目的ごとに積み立てを行っております各種基金等から10億9,971万9,000円を計上いたしました。 最後に、市債につきましては、普通建設事業債9億4,410万円と臨時財政対策債9億2,200万円を合わせて18億6,610万円を計上したところでございます。 続きまして、歳出の主な内容についてご説明申し上げます。 まず、総務費では、複合型公共施設機能検討事業や業務系システムセキュリティ強化事業費など20億4,901万1,000円を計上いたしました。 次に、民生費では、社会福祉関係として自立支援給付費などを、高齢者福祉関係として後期高齢者医療事業費などを、児童福祉関係として子育て支援医療助成事業費や保育所施設型給付費などを計上し、総額は95億4,125万8,000円となりました。 また、衛生費では、保健衛生関係として各種の予防接種事業費などを、清掃関係として焼却施設の大規模修繕事業や可燃ごみ広域処理施設整備事業などを計上し、総額は16億9,723万円となりました。 次に、労働費では、放置自転車対策費などに836万4,000円を計上いたしました。 次に、農林水産業費では、茶業振興対策等の農業費と緑化推進費などの林業費を計上いたしまして、総額は3億6,479万5,000円となりました。 また、商工費では、商工業振興事業費や観光推進費などを計上し、総額は1億2,079万7,000円となりました。 次に、土木費の道路関係では、道路照明灯LED化事業費や道路整備事業費などを計上いたしました。また、河川関係では、河川改修事業費や排水路整備事業費等を計上いたしました。さらに、住宅関係として、市営住宅長寿命化事業費などを計上いたしました。これらによりまして、土木費の総額は27億2,638万7,000円となるものでございます。 次に、消防費では、消防指揮隊車整備事業費や高機能消防指令システム更新事業費など13億35万円を計上いたしました。 次に、教育費の教育総務関係では文化コーディネーター配置事業費などを、学校教育関係では情報教育推進事業費などを、施設整備関係では三山木小学校増築事業費などを計上いたしました。社会教育関係では留守家庭児童会運営経費などを、社会体育関係では有料運動公園などに係る指定管理料などを計上いたしました。これらによりまして、教育費の総額は32億3,899万1,000円となるものでございます。 最後に、公債費では、市債の返還に係る元金や利子など26億2,021万8,000円を計上いたしました。 以上が歳入歳出予算の主な内容でございます。 このほか、第2表には路線価付設及び固定資産評価委託料などに係る債務負担行為を、第3表には地方債の限度額と借り入れ条件などを計上いたしました。 続きまして、議案第28号、平成28年度京田辺市休日応急診療所特別会計予算についてご説明申し上げます。 平成28年度の歳入歳出予算総額は、歳入歳出それぞれ2,310万円となりました。 歳入の主な内容といたしましては、一般会計からの繰入金1,533万3,000円、診療報酬収入662万7,000円などをそれぞれ計上いたしました。 次に、歳出の主な内容といたしましては、総務費で医師、薬剤師等報酬1,404万8,000円、看護師、医療事務員などアルバイト賃金309万円、医師会、薬剤師会協力金など174万2,000円、管理医師手当87万6,000円をそれぞれ計上いたしました。また、衛生費では、医薬品衛生材料費として115万円を計上いたしました。 続きまして、議案第29号、平成28年度京田辺市松井財産区特別会計予算についてご説明申し上げます。 平成28年度の歳入歳出予算総額は、歳入歳出それぞれ8,600万円となりました。 歳入の主な内容といたしましては、利子及び配当金33万1,000円、財産貸付収入162万円、不動産売払収入5,322万円、松井財産区基金繰入金3,080万7,000円をそれぞれ計上いたしました。 次に、歳出の主な内容といたしましては、管理会費として財産区管理会の運営経費を63万1,000円、一般管理費として財産区管理地の修繕料、管理業務委託料、除草委託料、松井区補助金、松井財産区基金積立金など8,516万9,000円をそれぞれ計上いたしました。 続きまして、議案第30号、平成28年度京田辺市国民健康保険特別会計予算についてご説明申し上げます。 平成28年度の歳入歳出予算総額は、歳入歳出それぞれ76億5,310万円となりました。 歳入の主な内容といたしましては、国民健康保険税13億1,568万9,000円、国庫支出金12億1,255万3,000円、療養給付費等交付金1億1,097万6,000円、前期高齢者交付金25億9,249万7,000円、府支出金2億9,772万3,000円、共同事業交付金14億5,956万8,000円、繰入金6億4,235万1,000円、諸収入2,007万8,000円などをそれぞれ計上いたしました。 次に、歳出の主な内容といたしましては、総務費で通信運搬費、共同電算処理負担金など3,396万5,000円、保険給付費で療養給付費、療養費、高額療養費など48億9,276万9,000円、後期高齢者支援金等7億9,902万円、介護納付金2億5,212万4,000円、共同事業拠出金14億9,873万5,000円、保健事業費で特定健康診査等事業費、人間ドック総合健康診断補助金、一休さんウォーク助成金など1億5,304万9,000円などをそれぞれ計上いたしました。 続きまして、議案第31号、平成28年度京田辺市介護保険特別会計予算についてご説明申し上げます。 本件は、高齢者保健福祉計画及び平成27年度の実績に基づき予算を計上するもので、保険事業勘定の歳入歳出予算総額は、歳入歳出それぞれ43億6,900万円となりました。 歳入の主な内容といたしましては、保険料10億1,910万2,000円、国庫支出金9億1,786万1,000円、支払基金交付金11億8,814万8,000円、府支出金6億2,908万3,000円、繰入金6億1,478万円などを計上いたしました。 歳出の主な内容といたしましては、総務費で総務管理費、徴収費、介護認定審査会費など5,154万3,000円、保険給付費で介護サービス等諸費、介護予防サービス等諸費、高額介護サービス等費、特定入所者介護サービス等費など41億3,282万6,000円、地域支援事業費で介護予防・生活支援サービス事業費、介護予防事業費、包括的支援事業費として1億6,503万6,000円などを計上いたしました。 次に、介護サービス事業勘定の歳入歳出予算総額は、歳入歳出それぞれ1,760万円となりました。 歳入の主な内容といたしましては、居宅支援サービス計画収入として1,512万円などを計上いたしました。 歳出の主な内容といたしましては、総務費で1,278万6,000円、事業費で467万3,000円などを計上いたしました。 以上が歳入歳出予算の主な内容でございます。 このほか、第2表におきましては、高齢者保健福祉計画策定事業に係る債務負担行為を計上いたしました。 続きまして、議案第32号、平成28年度京田辺市後期高齢者医療特別会計予算についてご説明申し上げます。 平成28年度の歳入歳出予算総額は、歳入歳出それぞれ7億1,900万円となりました。 歳入の主な内容といたしましては、後期高齢者医療保険料5億7,120万2,000円、広域連合への納付金等として一般会計繰入金1億3,533万5,000円をそれぞれ計上いたしました。 次に、歳出の主な内容といたしましては、後期高齢者医療広域連合への納付金として6億8,787万7,000円、保険事業費として2,156万5,000円、諸支出金として105万円、予備費50万円をそれぞれ計上いたしました。 次に、議案第33号、平成28年度京田辺市公共下水道事業特別会計予算についてご説明申し上げます。 平成28年度の歳入歳出予算総額は、歳入歳出それぞれ21億1,230万円となりました。 歳入の主な内容といたしましては、使用料7億4,598万5,000円、国庫補助金3,000万円、一般会計繰入金8億6,190万5,000円、市債4億7,250万円をそれぞれ計上いたしました。 次に、歳出の主な内容といたしましては、公共下水道の維持管理経費である総務管理費を7億2,627万3,000円、下水道事業費については、汚水管布設の建設費等としまして2億4,796万3,000円、公債費については11億3,656万4,000円、予備費150万円をそれぞれ計上いたしました。 第2表では、地方債の借入限度額及び条件等について計上をいたしました。 続きまして、議案第34号、平成28年度京田辺市農業集落排水事業特別会計予算についてご説明申し上げます。 平成28年度の歳入歳出予算総額は、歳入歳出それぞれ6,650万円となりました。 歳入の主な内容といたしましては、農業集落排水使用料1,088万円、一般会計繰入金5,561万8,000円をそれぞれ計上いたしました。 次に、歳出の主な内容といたしましては、打田、天王、高船地区汚水処理施設の維持管理経費であります総務管理費3,173万9,000円、公債費3,464万1,000円をそれぞれ計上いたしました。 以上、補正7件、28年度予算8件、計15件、よろしくご審議をお願い申し上げます。 ○松村博司議長 橋本水道事業管理者職務代理者。 ◎橋本水道事業管理者職務代理者 議案第26号、平成27年度京田辺市水道事業会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。 このたびの補正予算では、年度末を控え、事業の収入・支出の予算を見直すものでございます。 初めに、収益的収入においては、給水収益等の見直しを行ったところ2,413万8,000円の減額となり、補正後の収入予定額は16億936万2,000円となりました。 また、収益的支出では、営業費用に係る事業費の不用額等を精査したところ2,048万9,000円の減額となり、補正後の予定額は15億8,561万1,000円となりました。 この結果、当年度純利益は、当初予算の41万1,000円から57万9,000円となりました。 次に、資本的収入では、建設改良事業の精査に伴い、工事負担金、分担金、基金収入及び建設基金繰入金を見直した結果、1億2,962万2,000円の減額となり、補正後の予定額は2億5,507万8,000円となりました。 また、資本的支出では、建設改良費のうち配水設備工事費等の不用額等を精査したところ4億6,363万円の減額となり、補正後の予定額は6億6,297万円となりました。 この結果、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額4億789万2,000円は過年度分損益勘定留保資金で補填するものでございます。 以上、よろしくご審議をお願い申し上げます。 次に、議案第35号、平成28年度京田辺市水道事業会計予算についてご説明申し上げます。 初めに、第2条、業務の予定量でございますが、給水件数2万1,627件、年間総給水量783万3,630立方メートル、1日の平均給水量は2万1,462立方メートルを予定しております。 次に、主要な建設改良事業でございますが、配水設備及び施設改良事業として、前々年度から引き続き、松井ケ丘地内配水管改良工事、東西神屋地内配水管改良工事、松井ケ丘配水池詳細耐震診断業務、宮ノ口受水場耐震補強工事などを予定しております。 また、あわせて京都府などの公共関連事業に伴う配水管移設工事及び開発に伴う配水管の整備、改良工事を進めてまいります。 次に、第3条の水道事業収益は、16億670万円を計上しています。このうち営業収益が12億1,987万1,000円で、営業外収益は3億8,682万7,000円となっています。 支出では、水道事業費用は15億7,980万円を計上しています。このうち営業費用は14億6,053万2,000円、営業外費用は1億1,323万円となっています。 なお、この結果、予備費及び消費税を控除した損益計算におきましては、71万9,000円の純利益となる見込みでございます。 次に、第4条の資本的収入は3億7,020万円で、主なものとしては、分担金9,496万9,000円、工事負担金1億8,609万6,000円、建設基金繰入金6,438万1,000円、基金収入2,475万1,000円となっています。資本的支出は11億640万円で、このうち建設改良費は10億1,909万7,000円を計上しています。 この結果、資本的収支は7億3,620万円の資金不足となりますが、この不足額につきましては過年度分損益勘定留保資金で補填する予定でございます。 第5条では一時借入金の限度額を、第6条では各項間における経費の流用について、第7条では経費の流用禁止事項、そして、第8条では棚卸資産の購入限度額を定めています。 以上、よろしくご審議をお願い申し上げます。 ○松村博司議長 これで提案理由の説明を終わります。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 9番、次田典子議員。 ◆次田典子議員 無会派ですので、いつもどおり予算特別委員会の方には参画をさせていただけないという閉鎖的な議会ですから、私の方から、ちょっと幾つか、何点か質問をしたいと思います。 まず、補正予算の方で、地方創生加速化交付金ということで8,600万円今回出ているんですけれども、これ、実際の内容としては、防災、建設経済と、そういうところにちょっと限られている構成になっているのかなというふうに思うんですね。実際には、既存の事業に対しても、やはり一定の新しくやっていく挑戦型みたいなことがあれば、人件費も含めて予算がつくはずなんですよね。実際、例えば京田辺市においても、保育所の保育士が足りないとか、児童館の職員が足りないとか、いろんなことがあると思います。男女共同参画においても、安倍首相も輝く女性とかと言っているわけだから、そういったことに関しても新しく創造的なことを企画していけば、そこの部分で予算がつくはずなんですよ。そういったことも含めてどうして構成がなっていないのかということを1点お聞きします。 それから、オリンピック関連の予算、交付金ですね。それが国の方からいろいろと出ているはずなんですけれども、27年度に関しては、全くそういったことを使っておられるというか、申請をされているということがないようなんですね。実際、例えば、この前、文教福祉常任委員会で狛江市の方に行きましたけれども、狛江市の方は、文化施設の改修だとかそういうことに関しても、オリンピック予算がそういったきちっとした計画を立てればちゃんとつくんですというふうにおっしゃったわけですよ。ついて、実際にはそういったことの利用ができましたというふうにおっしゃっていたんですね。詳しい狛江市の内容は知りませんけれども、そういったことも含めて、私は、こういった交付金の利用ができるとするのなら、やっぱりそれは計画を立ててやっていくべきなんじゃないかというふうに思うんです。その点はどのようにお考えになっているのかということをお聞きします。 それから、ツアー・オブ・ジャパンのことが出ていますけれども、この前もちょっと経済効果について委員長の委員会報告の中で質問させてもらいましたが、今回、1,000万円以上の、1,400万円でございますかね、予算がいろいろとついていますけども、実際に、例えばこのことによって経済効果というのはどのように考えておられるのか。具体的な数字が出せるんだったら出していただきたいというふうに思います。 それから、ごみ処理の広域化の件は、今回の28年度も出るわけですけれども、実際に、例えば、費用面で試算というものを私はやっぱりきちっと出してほしいし、出すべきじゃないかというふうに思うんです。これは、例えば建設がこうですとか、そういうことだけじゃなくて、例えば一部事務組合をつくっていかれるとするのなら、そこの人件費も含めて、それから、その後のごみの量のいろいろ関係も含めて、用地買収もそうですけれども、そういったことも含めて、本当にこのやり方が経済的に市が言っているような結果を生むのかどうか。以前は、市の方は単独炉を基本にということをずっと長年議会の方には答弁してきたわけですから、それも出して、計算をして、それで、そのことの比較ということをきちっとやらないと、この先、「やっぱりあの費用も何億円要ります」「これも要ります」と言われたところで、途中でやっぱりやめるわけにいかないわけですね。そうなったら、本当にそのことが市が言っている効果を生むのかどうかということを議会としてもきちっとチェックをするべきだというふうに思いますから、そういった試算立てをちゃんと明確に示すべきだと思いますが、その点はどのように考えておられますか。 それから、27年まで、売り込み隊がいろいろ中国に行かれて、職員の方たちも何人も何回も行かれているわけですけれども、28年度に関しては、それはもう一切予算がついていませんよね。実際に、担当の方の説明を受けると、もうそれはないんですと。今回、パンフレットもいただきましたけれども、売り込み隊の方は国内の方で十分できるんだと。特に大阪の方でのものづくりの方の展示会は日本で最大であって、ここの方に参画をしていくというふうにおっしゃっているんですね。じゃ、今まで3年間やってこられたことというのは、これはどのように総括しておられるのかということです。現実に、この売り込み隊を続けて国内でやっていらっしゃる。これからは、府の方からもいろいろ講師を招いて、国内で講座を受けたりすると、そのことで十分やっていけますというふうにおっしゃっているんですね。そのことについて、市としてはどのように総括しておられるのかということをお聞きしておきたいと思います。その上での今回予算を計上されなかったのかということを聞いておきたいと思います。 それから、最後にもう1点だけお聞きします。冒頭、市長の方から、野外活動センターの不適切処理、会計の不適切会計がある、会計処理があったというふうに陳謝されていましたけれども、それは非常に微妙な発言というか、何か不適切処理といえば不適切処理ではあるけれども、法的な問題としてはいかがなものなのかなという点があるんですね。実際、例えば、これは予算を計上されるときも、野外活動センターの利用料なんかも出るわけですけれども、これはどういうふうにされているんですか。例えば、予算を立てて使用料をもらいますよね。だけど、じゃ、これは別に野外活動センターに限らず、皆さんが現金を預かったけど、これで、例えば今目の前に要る必要な文具に関してお金を現金で払いますよとか、そういったことが可能なのかどうか。そのあたりのことはどのようになっているんですか。ちょっとそこら辺のところを正確に説明をお願いします。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 柴田総務部長。 ◎柴田総務部長 次田議員のご質問に対してまずはお答えいたします。 地方創生の加速化交付金でございますけども、これは、今回、人口減少対策や雇用の創出などに力を入れる自治体を財政面で支援するのが目的でございまして、今までと違いまして、自治体に一律に交付するものではなくて、あくまで他の自治体の参考となり、また、先駆性を高めてレベルアップの加速化を図るという大きな効果が見込める事業に限定されておりまして、この中の一つとして、まずは人件費は該当しないと。また、個人的な給付も該当しないと。あと、ハードにつきましては、ソフトの半分以下というような制約がございますということでございます。地方版の総合戦略に盛り込まれた事業の中で、自治体の中で連携するような広域的な事業とか、あるいはまた単独の事業ということで対象となっておりまして、本市におきましては、単独の事業につきましては、先ほどご紹介ありましたように、経済環境部の方の駅中の京田辺魅力発信事業、また、健康福祉部の方ですけども、駅前のサポートセンターの事業などを対象として計上しているところでございます。 以上でございます。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 西川企画政策部長。 ◎西川企画政策部長 企画政策部からは、TOJの経済効果についてご質問がございましたので、お答えさせていただきたいと思います。 定量的な効果額というのはちょっと把握できておりませんけども、当日、やはり3万人ぐらいの観客が訪れるということが予測されておりますので、それなりの大きな経済効果があるものというふうに考えております。しかし、イベント当日だけでなしに、365日やはりそのTOJの効果をまちに出てくるようにするというのが非常に大事かなというふうに考えておりますし、そういう意味では、今回、市内にサイクルステーションというようなものを設けて、市内でのサイクルスポーツの普及を図っていくということもございますし、また、当日、ふれあいの駅さんとか、いろんな各種団体にいろいろお世話になるんですけども、おもてなしの方で、京田辺市にはこういう魅力があるんですよと、こういう特産物があるんですよということを来場者の方に知っていただくことによって、またそれが後日の京田辺市の経済効果につながっていくのかなというふうに考えておりますので、おもてなしについては、これから十分、各種団体にご協力いただく中で対応してまいりたいというふうに考えております。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 吉岡経済環境部長。 ◎吉岡経済環境部長 次田典子議員のご質問にお答えいたします。2点ございます。 まず1点目は、いわゆる可燃ごみの広域処理についての計画的な内容の中の事業費ということでございました。まず、いわゆるこれから建設していこうというふうにしている甘南備園後継施設、広域でやる可燃物、可燃ごみの処理施設でございますが、これにつきましては、まず、基本構想を昨年策定いたしまして、そして、今現在、広域ごみ処理施設基本計画を今パブリックコメントをやって策定しているところでございます。この中におきまして、それぞれの建設費、いわゆる広域の処理施設の建設の概算建設事業費ということで概算の見積もり額等を集めまして、一定の建設費の額を基本計画の中にうたっているという状況でございます。さらには、財源内訳等につきましても、現行の交付金等を試算いたしまして財源内訳を掲げているところでございます。 次に、売り込み隊でございますが、売り込み隊につきましては、過去3年間実施してまいりました。その総括でございますが、一定、参加者がしっかりと海外の方へ、いわゆる売り込み隊のメインであります販路の拡大と販路の開拓支援ということで取り組んでいただいたわけでございますが、その成果といたしましては、行くごとに商談をされ、そして、本市のいわゆる中小企業の方々の技術力を現地において宣伝、そして商談をされたというところでございます。大きな実績といたしましては、1店舗、海外の場所におきまして店舗を開設されまして、今、本市にかかわる商品を販売されて、現地で好評というふうに聞いております。そういうことで、効果としては十分にあったというふうに考えておりますし、今後は、また本国内においてもそういう意味での販路の開拓、それをどんどんやっていく必要があると、そのように考えているところでございます。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 鈴木教育部長。 ◎鈴木教育部長 教育部に関するご質問についてお答えをいたします。 野外活動センターの不適切処理ということでございますが、まず、会計処理につきましては、私ども役所の方につきましては、歳出で、例えばこういった施設の関係でいいますと、過去の実績等からその予算化を図りまして、事業ごとに実際に支出をすると。また、歳入の方につきましては、施設利用があったごとに調定という手続を行い、その使用料を入金すると。それぞれで事務処理を行うのが本来でございます。今回、我々の内部調査で、その支出処理を直接徴収いたしました使用料をもって充てたということがわかってきたものでございます。さらに、客観性を高めるため、第三者の調査をお願いするということに至ったものでございます。 以上でございます。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 柴田総務部長。 ◎柴田総務部長 オリンピックの件なんですけども、総務の方にはそういう文書というのは届いておりませんので、現在のところ承知しておりません。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 鈴木教育部長。 ◎鈴木教育部長 オリンピック関係予算ということですが、詳細については私どもの方で今のところは承知をしておりませんが、文化施設等々の予算等につきましては、やはり今後計画を行っていくものということでございますので、その際には、必要に応じて必要な財源ということについては確保してまいりたいというふうには考えております。 以上でございます。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 9番、次田典子議員。 ◆次田典子議員 まず、地方創生加速化に関しての話ですけれども、これ、確かに人件費という名目ではつかないんですよ。別の物流やったか何か、そういうちょっとなじまないような表現で、新しい事業とか今までの既存の事業がもうワンステップ何かすることによっての人件費というのは発生するんですね。とするのなら、今回はこういった、これが悪いということを言っているのではなくて、やっぱり分野をもう少し広げて私は検討はやっぱりしてもらいたかったなというふうに思うんです。 というのは、地方創生というけれども、この言葉って、はっきり言って何かわかったようでわからんような言葉ですわ。曖昧というかね。例えば、子育て支援が、保育士さんが不足しているとかそういったことは、やっぱりもっともっと何かすることによって補っていけるとするのなら、私は、やっぱりこれは子育て支援としてまた一つの人を育てていくことにもなるし、男女共同参画もそうですよ。やっぱり女性が輝くといったら、そしたら、じゃ、京都府がやっている「女性の船」じゃないけど、何かちょっと小さなイベントをやるとか、そういう何か一つのことを考えていくことによって啓発がより進んでいくとするのなら、本当にそれは地方創生に結びついていく人的な力というのが育っていくわけですね。 だから、その捉え方というのは非常に幅が広くて、非常にわかりにくいところはあるんですけれども、だから、これからまたこういったようなことがあれば、私はもっといろんな角度から考えてもらいたい。お茶もいいですわ。いいけども、ほかの分野でも、中国のお茶とかいろいろいろいろ中国に出店しはんのかて、よそはそんなに力を入れていないことでも、京田辺は結構お茶に関しては力を入れているんですよ。だから、やっぱりそういうものがあるとするなら、もっと公平な立場、別に不平等とは言いません、何か要らんこと言ったらまた言われますから、不平等とは言いませんけれども、やっぱりもっともっと幅広く、地方創生という観点から、言うなれば考えていただきたいというふうに思うんですが、その点はどうですか。 それから、ツアー・オブ・ジャパンです。割とこういうことで経済効果を把握していませんとおっしゃるというのは、何か行政というのは数字を見て、やっぱりそのことに向けてやっていくんじゃないんですか。だから、「把握はしてないけど、まあ3万人来るから、今よりは何か効果があるやろう」みたいな、そんなんでいいのかなというふうに思うんですね。だから、やっぱり、もし、こういう効果を上げたいんだと。だけど、こういう効果を上げられなかったら、それはやっぱり次からこういうイベントがあるときには、もっとこういうふうな形で宣伝しようとか、宿舎がないとか、そういういろんな課題というものを整理する意味からも、どういう効果を期待しているのかということを明確にしないと。1,000万円以上のお金を使うんですよ。それだったら、やっぱりそのことは市民にしっかりと、「1,000万円以上のお金を使わせてもらうけれども、だけど、きっとこういう効果が出ますよ」ということを言うべきやと思うんですけれども。そんな姿勢を見せていただきたいと思いますが、どうですかね。普賢寺の方も、いろいろ道の駅もちょっと改修されると。そうですよね。あそこだって、この間、竹送りで行きましたけども、手洗いは少ないしね。あれだけたくさんの方が来られるんだったら、やっぱり手洗いぐらいもう少しふやすとか、整備はしていかれるというのももちろん経済効果にはつながるとは思いますけどもね。 それから、ごみの広域化ですけれども、建設費とか、そういう財源内容は一応は出ていますけれどもね。だけど、出ていない部分というのが非常に私は多いと思うんですよ。以前、給食のいろいろ試算を出されましたわ、教育委員会が。でも、その試算を見ることによって、その判断というのは客観的に見ていけるわけですよ。だから、もっと本当に単独の場合の……。補助金のことをおっしゃったら、国からの補助金は下りませんよみたいなことを言いますけども、だけど、それだったら、ごみの量とあわせて、具体的にどういうふうな差が開いていくのかとか、そういうことをやっぱりちゃんと示してくれるのが仕事だと思いますよ。やっぱりそのあたりのところをもう少し明確にされることを強く要望しておきますが、どうですか。答えていただきたいと思います。 それから、売り込み隊のことですけども、国内も販路拡大をしていくと、それはいいと思うんですよ。だけど、現実には、一社だけでしょう、出店されたのは。一社出店された、一社出店されたって、一社だけでしょう。これだけいろんな企業があっていろんな事業があるのに、やっぱり応募されているのだって一桁なんですよね。やっぱりそのあたりのところで、例えば、京田辺市は売り込み隊に力を入れるということで、以前の部長も何回も中国へ行かれたり、職員さんも二、三人行かれたり、その都度行かれていますよ。行かれているけど、そんなんしてるのは京田辺市だけですよね。よそは、そういう印刷物の応援とか旗の応援とか、いろいろ補助金は出しておられますけれども、職員までが行くというのは本当に京田辺市だけなんですよ。やっぱりこれはそれだけの効果があったと私はとても言えないと思います。それ、ちょっと、私はどうなのかな、本当にそれだけの派遣をされただけのちゃんと効果があったということは言えないと思うんですが、これから国内で、いろいろな、以前から言っています名古屋、東京の方のバイヤーが来られるところでされていく、ジェトロの方も、中国で話を聞くんじゃなくて、国内にいて話を聞かれるというふうに、そういう企画に変わると聞いています。やっぱりそういうことをされていくことで、足をしっかりと固めていくという方針に切りかえていっていただいたのはいいことだと思いますけれども、本当にこれで効果が出るのかどうかということをよく検討されたのかどうか。そこら辺のところもお伺いしておきます。 それから、オリンピック予算のことですけれども、社会教育課のスポーツの方に来ていると思いますよ。やっぱりそれはもし来ているとするのなら、非常に職員の人たちが忙しかったのか何かよくわからないけれども。文科省のホームページもごらんになったらいいと思いますよ。やっぱりそれをうまく利用しているところの自治体と、それから、今回のように来ているかどうかわからないみたいなところの自治体との差は、大きな損をするというか、損するじゃないですか、市民は。もらえるわけです、交付金が。そのチャンスを生かさないということはどういうことなんですか。私たちに損益をこうむらせるのと一緒ですよ。それを言っておきます。 それから、野外活動センターの件も、不適切処理なんてそんな曖昧なことを言っている場合じゃないですよ。現金で職員の人たちはボールペンを買いに行ったりなんかするんですか。ちゃんと入金は入金として書いているし。私、この前教えてもらいました。資金前渡というものでちゃんと現金支払いをする。議会もやっています。それは現金を支払わないといけないときに持つお金ですね。そういうものはちゃんと報告もしないといけないし、そういうふうになっているという。そういうふうにきちっとやっているはずの会計処理ができていないのを不適切処理というのは、私はちょっと言い方としては何かごまかしてるん違うかなというふうに思ってしまうんですね。そういうことは明確にこれからしていかれるということですけれども、今回の補正予算の中でも、それから新しく一般会計の中でも、やっぱりそういう出向のところの会計なんかはきちっと見きわめて、ちゃんとチェック機能を高めていただきたいと思いますが、その点はいかがでしょうか。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 柴田総務部長。 ◎柴田総務部長 次田議員の再質問にお答えをいたします。 加速化交付金の保育所などへの対応ということでございますけども、今回につきましては、あくまで他の自治体への新しい取り組みということで、既存事業につきましてはなかなか盛り込めなかったということでございまして、28年度に地方創生の推進交付金といういわゆる新型の交付金というのが出るみたいなんですけど、その詳細がまだ明らかになっておりませんので、その詳細が明らかになったときには、またそういうご意見として、そういうことも踏まえて伺っておきたいと思っています。 以上でございます。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 西川企画政策部長。 ◎西川企画政策部長 再質問にお答えしたいと思いますけど、先ほど申し上げましたように、TOJの経済効果というのはちょっと私の方では試算はしていないわけですけど、今回の大会を通じまして、先ほども申し上げましたように、十分に京田辺の魅力をPRして、また、それ以降、ここがツアー・オブ・ジャパンのコースですよというようなことも周知する中で、またリピーターといいますか、サイクリング愛好家に、たくさん木津川の自転車道なんかを休日なんかに走っておられますけども、そういう方を普賢寺の方面に呼び込めるように対応もしてまいりたいと思いますし、先ほどから地方創生の加速化交付金という話が出ておるんですけども、ツアー・オブ・ジャパンを組み込んだ京都八幡木津自転車道線を柱としたサイクリング観光戦略というようなことで、これは、京都府と木津川市、八幡市、久御山町、京田辺市、精華町という、そういうそれぞれの自治体が連携して、木津川自転車道といろんなそういうツアー・オブ・ジャパンを絡めて観光戦略を検討するような事業も今年度立ち上げられておりますので、その中で、十分、今後京田辺の方に経済効果が生まれるようなことも検討してまいりたいというふうに考えております。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 吉岡経済環境部長。 ◎吉岡経済環境部長 次田典子議員の再質問にお答えいたします。 まず1点目、広域関連でございますが、単独といわゆる広域ということでご質問ですが、このいわゆる広域の取り組みにつきましては、先ほども申しましたように、基本構想の段階から審議会の意見、そして基本構想を策定して、順次、順番に積み上げて策定をしていくところでございます。そして、その基本構想を受けて、今現在、基本計画のパブリックコメントを実施しているという状況でございます。そういう中で、いわゆる広域と単独については、基本構想の時点でしっかりとチェックをして、いわゆる広域の優位性ということで進めてきております。その中でも、当然、単独との比較はしつつ行っておりますし、そのときにもご説明申し上げましたが、広域でやることによって、いわゆるごみ処理トン数が大きくなりますので、それに関するスケールメリットがあるということで取り組んできておるところでございます。その内容も、今回は、基本計画の中で、その事業の規模、そして事業費等をうたっているところでございます。 それから、もう1点、売り込み隊でございますが、効果というお話でございますが、売り込み隊につきましては昨年も実施しております。そういう中で、海外出店は1社だけということで今ご答弁さしあげましたが、結果として、海外に1店がもう出店されています。そのほか、当時参加されました本市側の企業につきましては、5社が出店されまして、そして、その期間中、そのブースにお越しになった方々が589名お越しになり、そして、その中で商談件数が148件あったということで、現在のところ、成約の見込みが三十数件あるというふうな中間報告も聞いております。そのように、実際そういう現地へ行くことによって、そういう効果が出ているというのがあるところでございます。 以上でございます。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 鈴木教育部長。 ◎鈴木教育部長 再質問にお答えをいたします。 まず、オリンピック予算ということでございますけれども、今後につきましては、情報をしっかりと収集しながら、生かせるものは生かしていきたいというふうに考えております。 また、野外活動センターの件でございますが、不適切処理については、決して軽くではなく重大なことというふうに私どもは認識をしております。今後の調査結果を踏まえまして、再発防止に向けて取り組んでいきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○松村博司議長 ほかに質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○松村博司議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りいたします。本17件については、委員会条例第6条第1項及び第2項の規定により8人の委員で構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査したいと思います。ご異議ございませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○松村博司議長 ご異議なしと認めます。よって、本17件については、8人の委員で構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。 お諮りいたします。ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により議長から、市田博議員、岡本茂樹議員、奥村良太議員、小林喜代司議員、櫻井立志議員、鈴木康夫議員、西畑利彦議員、増富理津子議員、以上の8名を指名したいと思います。ご異議ございませんか。         (「異議あり」と言う者あり) ○松村博司議長 異議がありますので、電子表決により採決いたします。 ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により議長から、市田博議員、岡本茂樹議員、奥村良太議員、小林喜代司議員、櫻井立志議員、鈴木康夫議員、西畑利彦議員、増富理津子議員、以上の8名を指名することに賛成する議員は賛成ボタンを、反対する議員は反対ボタンを押してください。 押し忘れはありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○松村博司議長 押し忘れなしと認め、確定いたします。賛成多数であります。よって、ただいま指名いたしました8人の議員を予算特別委員会の委員に選任することに決しました。 なお、委員長及び副委員長については、委員会条例第8条第2項の規定により委員会で互選していただき、議長までご報告願います。
    ○松村博司議長 次に、日程第43、閉会中の委員会調査結果報告についての件を議題といたします。 広報編集特別委員会の報告を求めます。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 増富理津子広報編集特別委員長。 ◆増富理津子広報編集特別委員長 増富理津子でございます。広報編集特別委員会の調査報告を申し上げます。 本委員会は、去る2月1日付で京田辺市議会だより第152号を発行いたしました。発行に当たり、昨年12月25日、1月8日、15日及び25日に委員会を開催し、紙面構成と編集、写真撮影、記事・原稿の取りまとめ、校正などを行いました。 また、同じく2月1日には、声の議会だより第89号の作成に当たり、記事の選定を行い、社会福祉協議会へ業務委託の上、該当者に録音CDを配付いたしました。 議会だよりの記事の中で、一般質問記事における顔写真の掲載について、12月定例議会での試験撮影を行い、掲載方法について検討いたしました。協議の結果、これまで受講した研修でも指摘があったとおり、実際に質問を行っている写真を掲載する方が望ましいという結論に至りました。つきましては、今定例会における代表質問、一般質問から、質問席での発言中に撮影いたしますので、ご協力をお願いいたします。 これからも、市民が暮らしの中で市議会を少しでも意識し、感じていただけるよう議会だよりを編集していきたいと考えます。 以上で報告を終わります。 ○松村博司議長 これで委員長の報告を終わります。 ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○松村博司議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これで広報編集特別委員会の報告を終わります。 以上で閉会中の委員会調査結果報告についての件を終わります。 ○松村博司議長 次に、日程第44、委員会管外行政視察研修報告についての件を議題といたします。 文教福祉常任委員会の報告を求めます。         (挙手する者あり) ○松村博司議長 青木綱次郎文教福祉常任委員長。 ◆青木綱次郎文教福祉常任委員長 文教福祉常任委員長の青木綱次郎でございます。文教福祉常任委員会の管外行政視察研修を行いましたので、委員会を代表してご報告申し上げます。 去る1月13日と翌14日に、埼玉県和光市と東京都狛江市において視察研修を行いました。 まず、13日、埼玉県和光市は、東京都に隣接するまちで、面積が11.04平方キロメートル、人口は約8万人の市であり、介護保険制度における新総合事業について研修してまいりました。 和光市の高齢化率は平成27年3月末時点で16.9%であり、同市では3年ごとの介護保険事業計画が現在第6期目に入っておりますが、その第3期のときより予防介護の考え方を打ち出し、そのためには中学校単位で一人ひとりの高齢者の実情に合わせた介護を進める必要があり、地域包括支援の取り組みを進められてきたとのことでした。その目標として、「高齢者の尊厳の保持と自立生活支援の目的のもとで、可能な限り住みなれた地域で生活を継続することができるような包括的な支援・サービス提供体制の構築を目指す」として、地域包括ケアシステムに取り組んでいるとのことです。 具体的には、要支援1、2及び要介護1までのいわゆる軽度認定者について、単純な生活支援にとどまるのではなく、具体的な日常生活動作、掃除、洗濯、買い物などの行動ができるよう回復することを眼目にされております。そして、高齢者の状態について、より正確に科学的に把握するために、高齢者アンケート調査である日常生活圏域ニーズ調査を全高齢者を対象に実施しております。この中で、アンケート用紙の返送のない高齢者には、直接訪問してその状況を把握するなど、徹底されておりました。 これらの全体の取り組みと合わせて、個別の高齢者の生活支援、またケアプランの作成に当たっては、地域ケア会議を重視し、そこに、介護分野だけでなく、医療分野、生活支援、成年後見関連など、例えば該当の高齢者が生活保護受給者である場合には、ケースワーカーもそこに出席して、多角的、総合的にケアプランを作成し、その人に必要で、状況に見合ったケアプランを作成されるようにしているとのことでした。 そして、高齢の軽度要介護者には個別に合った対策が必要になることから、市独自の介護保険特別給付事業として、紙おむつ等サービス、地域送迎サービス、食の自立支援・栄養改善サービスの三つを実施されています。この中で、例えば地域送迎サービスでは、ベッドからベッドへの移動支援であり、高齢者でも自宅から病院に通うことが可能になり、それを24時間対応にすることで、無理のない在宅介護もできるようにと設定されたとのことでした。このほかにも、ホームヘルパー事業では、高齢者本人の生活機能を向上できるようなホームヘルパーとして位置づけて進められてきたとのことでありました。 次に、翌14日は、東京都狛江市において視察を行いました。狛江市は、人口が約8万人のまちで、面積は6.39平方キロメートルと、全国で2番目に小さい市ということです。和光市同様、東京近郊のベッドタウンと言えるまちであります。 研修の目的は、音楽のまちづくり構想についてで、本市の文化振興施策について、狛江市の音楽を中心に掲げた例が参考になるのではと研修対象としたところです。そもそも狛江市が音楽のまちとして文化振興を図ろうとした理由は、音楽は、古典、邦楽、洋楽、ロックなどさまざまあり、さらに、演奏する人、聞く人とそれぞれの活動ができること、さらに、市内には広く活躍している音楽家も多く住んでいることが、愛好家や専門家等が交流することで活動の輪が広がるということからであります。 まず、平成18年度に策定された「音楽の街-狛江」構想により、この構想を具現化するために、五つの構想推進事業がアプローチ事業として行われました。その一つ目に、「音楽の街-狛江」を定着させるために、演奏者、聴衆を市民活動の中心とし、協働の中心とすること、二つ目に、高度な音楽を身近に聞くことができる機会を設けること、三つ目に、児童・生徒に音楽活動を推進し、将来のまちの担い手づくりをすること、四つ目に、若手音楽家に活動の場を提供すること、五つ目に、外国人音楽家の支援・交流を通じて国際化を図ることという内容で、これまでに一定の「音楽の街-狛江」として定着が図られました。 そして、新たな「音楽の街-狛江」構想として、「聴こう!」「演奏しよう!」「知ろう!」というコンセプトにそれぞれの充実施策を組み入れ、これらを包括する施策として、「音楽の輪を広げよう」と掲げ、「音楽を通じて心豊かな狛江を育み、魅力あるまちを目指す」と構想の目的をうたっています。 また、構想とともに、市民活動の場所、そして、内外の音楽家を呼び込み、高度な音楽に触れることができる文化ホールとして、728席を擁する施設、エコルマホールを見学しました。エコルマホールは、一般社団法人狛江市文化振興事業団が指定管理者として運営されており、狛江市が運営委託費用として約1億円を支出されています。このように、市を中心とした「音楽の街-狛江」コンセプトの定着と狛江市文化振興事業団を中心としたエコルマホールによる音楽シーンの充実・拡大をされることにより、ソフト・ハード両面から音楽のまちづくりを図っておられました。 埼玉県和光市、東京都狛江市、それぞれの行政視察は大変有意義な研修となりました。 以上で報告を終わります。 ○松村博司議長 これで委員長の報告を終わります。 ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。         (「なし」と言う者あり) ○松村博司議長 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 これで文教福祉常任委員会の報告を終わります。 以上で委員会管外行政視察研修報告についての件を終わります。 ○松村博司議長 お諮りいたします。明日2月23日から28日までの6日間は議案熟読のため休会にしたいと思います。ご異議ございませんか。         (「異議なし」と言う者あり) ○松村博司議長 ご異議なしと認めます。よってそのように決しました。 以上で本日の議事日程は全部終了いたしました。 これで散会いたします。 なお、次回は2月29日午前10時から会議を開きますので、議場に参集願います。 本日は大変ご苦労さまでございました。---------------------------------------地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。                議長    松村博司                署名議員  岡本茂樹                署名議員  青木綱次郎...